冷たい密室と博士たちのあらすじ/作品解説

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冷たい密室と博士たち

4.004.00
文章力
3.50
ストーリー
4.00
キャラクター
3.50
設定
5.00
演出
5.00
感想数
1
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1

冷たい密室と博士たちの評価

総合評価
4.004.00
(1件)
文章力
3.503.50
ストーリー
4.004.00
キャラクター
3.503.50
設定
5.005.00
演出
5.005.00

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冷たい密室と博士たちの感想

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冷たい密室と博士たち

S&Mシリーズ第二作です。タイトルにある「冷たい密室」はそのまま低温実験室です。トリックは入れ替わりです。これは事件当日を読めばたいていの人は察しがつきます。動機は恋心でした。森博嗣先生と恋愛はあまりピンとこないなと思いながら読んでいましたが、よく考えるとS&Mシリーズは犀川と西之園の恋の物語と捉えれなくはないですね。今作から喜多北斗が登場します。自己紹介が天才的です。ノースではなく、ア ロット オブ ファン。この自己紹介がしたいところですが、残念ながら私は喜多でも北でもありません。もはや英語にできないような名前です。今作で西之園萌絵の評価が下がった読者も少なくはないはずです。彼女の軽率かつ無鉄砲な行動で多大な迷惑をかけます。これはS&Mシリーズでは毎度のこととなります。ただ、時系列が進むにつれて彼女の成長が見れますので、是非この先も読んでいってください。S&Mシリーズ10冊 Vシリーズ1...この感想を読む

4.04.0
  • kazu_akazu_a
  • 91view
  • 530文字

冷たい密室と博士たちの登場キャラクター

犀川創平

冷たい密室と博士たちの名言

責任と責任感の違いがわかるかい?」…「押しつけられたものか、そうでないかの違いだ

犀川創平

西野園萌絵が県警本部長をしている叔父から無理やり借りてきた殺人事件の報告書を犀川に見せ、彼に相談するからと叔父に伝えたと聞いた時。

もっとも役に立たないということが、数学が一番人間的で純粋な学問である証拠です。人間だけが役に立たないことを考えるんですからね。

犀川創平

犀川助教授が助手の婚約者(数学教師)に「何故役に立たなければいけないのか」の説明をする一説

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