ゆったりしたテーマソングが流れる
NHKか何かでアニメが流れていたから知らない人は少ないのではないかと
思う。おじゃる丸の喋り方が独特でかなり印象的であった。
「~~でおじゃる」「そちは~~~」と貴族っぽい言葉を言って
若干皆と距離を取っている。手に持っている扇か何かも常に持っていて、
喋る時に口元を隠す。古文の世界である。
3色の小鬼たちがいて、いつもおじゃる丸の何かを盗もうとして、
邪魔をしようとして現れるのだが、邪魔ものキャラとして当時は
可愛いと思えなかったが今思うとものすごく可愛い。キャラクターとして。
グッズとかがでたら結構売れるんじゃないかと思う。スヌーピーやムーミンほど
にはいかないけれど、デザインが工夫されていればものすごく可愛く仕上がると思う。
ちっちゃな鬼たちだから、何か悪事を働こうとしても身長が足りないシーンがでてくると、
3匹が組体操的に縦に重なるのである。三色団子並みである。
その姿がまたすごく愛らしい。必死な感じがバカ可愛いのである。
千と千尋の神隠しでいう、緑色のオジサンの頭が3頭重なって坊になり済ますあのシーンと重なる。
しかしこの小鬼たち、悪事をするにも毎度わざとのようにツメが甘く、ことごとく
失敗するのである。むしろわざとなんじゃないかと思うくらいである。
だからこそ愛らしさが出てくる。
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