モロッコで断食(ラマダーン)のあらすじ/作品解説

ラマダーンって、丸一日何も食べないんだと思っていました。

中東のダンスと言われているベリーダンスをたしなんでいる私。モロッコ、ラマダーン、と中東のキーワードが並び、また、この作者の旅行記だと思うと読まないわけにはいかない、と飛びつきました。この本は、作者がその国を訪れ、見たまま、聞いたまま、感じたままがそのままかかれています。また、ただ国を紹介し、あった出来事がかかれているのではなく私たちが旅行へ行った際、出会った人の優しさに感動したり、ステキな人に出会えば淡い期待をしたり、おいしいものに出会えば喜び、ぼったくられそうになったりお世辞にもおいしいといえるものではない料理に出会えば落胆し、私たちと変わらない考え方、感じ方をしその時の心情も書かれています。ただの旅行記とは違う、実際に私たちが陥りそうな失敗のしていたり、自分が旅行しているかのように引き込まれます。モロッコへ今後行きたいと思っている方、モロッコなど中東に興味のある方、私のようにラマダ...この感想を読む