格闘する者に○の評価/評判

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小説レビュー数 3,368件

格闘する者に○

2.502.50
文章力
3.50
ストーリー
2.83
キャラクター
2.67
設定
2.67
演出
2.83
感想数
3
読んだ人
5

格闘する者に○の評価

格闘する者に○についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が3件掲載中です。

総合評価
2.502.50
(3件)
文章力
3.503.50
ストーリー
2.832.83
キャラクター
2.672.67
設定
2.672.67
演出
2.832.83

各項目の評価分布

総合評価

2.502.50
5.0
0
4.5-4.9
0
4.0-4.5
0
3.5-3.9
1
3.0-3.4
0
2.5-2.9
1
2.0-2.4
0
1.5-1.9
1
1.0-1.4
0

文章力

3.503.50
5.0
0
4.5-4.9
1
4.0-4.5
0
3.5-3.9
1
3.0-3.4
1
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

ストーリー

2.832.83
5.0
0
4.5-4.9
0
4.0-4.5
0
3.5-3.9
1
3.0-3.4
1
2.5-2.9
0
2.0-2.4
1
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

キャラクター

2.672.67
5.0
0
4.5-4.9
0
4.0-4.5
0
3.5-3.9
1
3.0-3.4
0
2.5-2.9
1
2.0-2.4
1
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

設定

2.672.67
5.0
0
4.5-4.9
0
4.0-4.5
0
3.5-3.9
1
3.0-3.4
0
2.5-2.9
1
2.0-2.4
1
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

演出

2.832.83
5.0
0
4.5-4.9
0
4.0-4.5
0
3.5-3.9
1
3.0-3.4
0
2.5-2.9
2
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

格闘する者に○の感想

三浦しをんのデビュー作

三浦しをんらしさ、らしくなさ作家ならではの個性――作家性というのは、一体いつ露見するものであろうか。少なくとも、三浦しをんは就職活動においてすでにその作家性の片鱗を見せていたのだろう。三浦しをんは出版社の採用試験での論文を機に、編集部で才能を認められ作家デビューを果たした。以降はめざましい活躍を見せ、『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞を、『舟を編む』で本屋大賞を受賞するに至る。しかし、デビュー作『格闘する者に○』では、三浦しをんの才能の一つである「独自の目線による着眼点」こそめざましいものの、作家性に関してはイマイチ目立っていない。これを裏付けるように、三浦しをんはデビュー以来長く、自分の画きたいものについて苦悩していた、という話がある。本稿では、日本を代表する文学作家のデビュー作『格闘するものに○』について深く切り込むついでに、三浦しをんという作家が確立するまでに「そぎ落とされたモノ」...この感想を読む

2.52.5
  • すらりすらり
  • 156view
  • 2405文字
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