殺人の門の評価/評判

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小説レビュー数 3,368件

殺人の門

5.005.00
文章力
5.00
ストーリー
5.00
キャラクター
5.00
設定
5.00
演出
5.00
感想数
1
読んだ人
3

殺人の門の評価

殺人の門についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。

総合評価
5.005.00
(1件)
文章力
5.005.00
ストーリー
5.005.00
キャラクター
5.005.00
設定
5.005.00
演出
5.005.00

各項目の評価分布

総合評価

5.005.00
5.0
1
4.5-4.9
0
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

文章力

5.005.00
5.0
1
4.5-4.9
0
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

ストーリー

5.005.00
5.0
1
4.5-4.9
0
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

キャラクター

5.005.00
5.0
1
4.5-4.9
0
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

設定

5.005.00
5.0
1
4.5-4.9
0
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

演出

5.005.00
5.0
1
4.5-4.9
0
4.0-4.5
0
3.5-3.9
0
3.0-3.4
0
2.5-2.9
0
2.0-2.4
0
1.5-1.9
0
1.0-1.4
0

殺人の門の感想

何時の時代にも存在する、人間失格”堀木”。

生き上手い人、行き下手な人。このレビューを書くにあたり、この長編小説をもう一度読み直しましたが、一度目と同じ印象をまた受けました。それは、この作品”殺人の門”は太宰治の”人間失格”にどこか似通ったものがあるな・・・という点です。何故か?この作品も人間失格も、根本的には生き上手い人、そして生き下手な人が物語の根幹である事です。主人公の田島と、人間失格の葉蔵は、キャラクターも性格も違います。共通点はお金持ちの家の出自である事、そしてその境遇を当然の事をして享受してきた点のみで、自分が人から恨まれる要素を持っていると気がつかない、典型的な恵まれた環境に育ったという事です。この作品の類似点は、そういう主人公のすぐ近くにいる人物、殺人の門では倉持、人間失格では堀木です。こちらはかなり似たキャラクター、性格で、出自も貧しい家に育ったという点で同じです。この殺人の門を読んで真っ先に思った事は「ああ、...この感想を読む

5.05.0
  • Toatch21Toatch21
  • 387view
  • 3020文字
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