だぶるじぇいのあらすじ・作品解説
だぶるじぇいは、講談社「週刊少年マガジン」で連載されていた野中英次原作の作品である。作画は亜桜まるが担当しているが、野中の画風のキャラクターも端役で時折出て来るなどすることもあった。多くの登場人物名は、歴史上の人物名から発想を得ている。 主人公であるショートカットの少女、宇佐美はじめが入学したのは、部活動に必ず所属しなければならないという決まりがあるナガシマ高校。「伝統芸継承部」という一風変わった部活動を見つけ、入部することになった宇佐美に継承されることになったのはカマボコ板加工という伝統芸であった。また、その他の部員として、独自の鳥獣戯画の手法を持つ鳥羽、野鳥をはじめ鳥を従える真田、忍者道具を製作し自らも忍装束を着用している徳川、紙切り職人を自称する津軽、溶接を習得しており溶接マスクを着用し続ける程に恥ずかしがり屋である平賀、等といった多様な人物がおり、脱力系のギャグマンガとして展開している。
だぶるじぇいの評価
だぶるじぇいの感想
驚異的な登場
まずあの「魁!!クロマティ高校」の作者「野中英次」が、まさかここまで美少女キャラ達と合うとは思いもしなかった。また、美少女達が言いようのないギャグというか、ボケをかます日常には、目が離せない。とりあえず読んで思ったことは、何故か絵柄ががらりと違う「鳥羽部長」を、皆が疑問を抱かずに普通に接してくるのは違和感があった(やたらに慕われているし)。他には変な伝統芸を継承している部員たちに、主人公の極ふつうの「宇佐見」が入部し、何故か相方の「小夜(入部はしていない)」と一緒にツッコミを入れる場面は笑えた。特に「鳥羽部長」の特殊な「漫画(鳥獣戯画)」にはどう反応したらいいのか分からない。
だぶるじぇいの登場キャラクター
真田静馬
よみがな:さなだしずま 性別:女性 国籍:日本 所属:ナガシマ高校 特徴:鋭い目つき 能力:訓練されていない野鳥でも従えることができる 部活:伝統芸継承部 髪型:一房だけを伸ばしたショートヘア 雰囲気:どこかミステリアスな雰囲気 継承芸:ヤマガラおみくじ
北条絵馬
よみがな:ほうじょうえま 性別:女性 国籍:日本 所属:ナガシマ高校 性格:生真面目で融通の利かない性格 特徴:眼鏡をかけている 物語上での目的:部の維持と発展を考えている 部活:伝統芸継承部 髪型:黒髪のロングヘア 親:雨樋職人
長宗我部彩
よみがな:ちょうそかべあや 性別:女性 国籍:日本 所属:ナガシマ高校 性格:優しくおしとやかな性格 特徴:緑がかった黒髪のロングヘアと大人っぽい容姿が特徴 将来の夢:将来は漫画家を目指している 部活:伝統芸継承部 役割:副部長 伝統芸:おみくじの運勢を書く伝統芸を継承している