私は利休のあらすじ・作品解説
私は利休とは、集英社の月刊青年漫画誌「ジャンプ改」にて２０１１年創刊号から２０１３年１１月号まで連載されていた漫画である。原作を１９９４年に発売された「ミネラル・ウォーターガイドブック」や２００７年に発売された「日本一江戸前鮨がわかる本」など料理に関する著書を多数持つ映画監督・早川光、作画を漫画家の連打一人、監修を１９９７年に芳心会を設立し、利休についての著書も持つ茶人木村宗慎が担当している。単行本がヤングジャンプコミックスから出されており、第１巻が２０１２年の４月１５日に、第２巻が２０１２年の９月１５日、第３巻が２０１３年の３月１３日、第４巻が２０１３年の１２月１０日にそれぞれ発売されている。 地味な会社員田中芳郎は、同僚のOL吹雪なつめに誘われ「茶の湯」の世界に魅かれていく中でその審美眼を開花させていくというストーリーで、作中には千利休や高山右近、古田織部など実在の人物の生まれ変わりが登場する。茶道具やルールの解説が作中で行われ茶道具もの鑑定が行われている場面も登場する。
私は利休の評価
私は利休の感想
茶道と転生モノ漫画だか……
今世紀最大の駄作を読んだのっけからとんでもない酷評になってしまった。いやしかし、これぐらいの批判は許してほしい。それほど『私は利休』は良いところなしの駄作だったのである。ちなみに“駄作”というのは必ずしも悪口ではなく、「ここまで良いところも落としどころも意味もない漫画を読むのは初めてかもしれない……こいつはひでぇ……」と『北斗の拳』の雑魚が息を呑むかのような、どうしようもないことに直面したときの最大限困惑している状況の筆者の比喩表現なので、誤解なきようお願いしたい。『私は利休』のひどさといったらもう考察のしようがないほどダメで、以降はそのダメな部分を逐一拾っていこうと思う。もし『私は利休』のファンがいたら、これ以上読まないほうがいいかもしれない。むしろ筆者は、ファンからの擁護を色々と聞きたいほどなのだが……。ダメな理由そのいち・絵まず、絵がダメだ。下手とかそういう次元ではなく、どんなに...この感想を読む
すらり
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