格闘漫画ですがギャグ漫画の要素もあります。
掲載開始当時はK-1ブームの真っ只中でした。ストーリーは貧弱だが異性にもてたい高校1年生のノリタカ(沢村典隆)が入学初日に隣の席に座っていた中山美樹に一目惚れするのですが、ソフトボールの授業中に飛んできたボールにビビッてボールを避けた事で中山美樹に怪我をさせてしまい「弱い人嫌いなの」と言われたことから強くなることを決意し蹴道部に入部。そこからは対戦相手はボクシング部、柔道部、空手部などの武道派と戦うことになりますが、不良対いじめられっ子をイメージさせる対戦が続きます。蹴道部はムエタイスタイル。唯一の部員はタイ人留学生の「チャンプア」。当時K-1ファイターのチャンプア・ゲッソンリットをモチーフにしたキャラクターです。当時のK-1はマイク・ベルナルド、ピーター・アーツ、アンディ・フグと言った人気ファイターが居ましたが、作者が目を向けたのはチャンプア・ゲッソンリットのような小柄なファイターが大きな欧米...この感想を読む
3.53.5