夜は短し歩けよ乙女の名言/名セリフ

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夜は短し歩けよ乙女

4.254.25
文章力
4.50
ストーリー
4.00
キャラクター
5.00
設定
4.17
演出
4.17
感想数
4
読んだ人
34

夜は短し歩けよ乙女の名言

夜は短し歩けよ乙女の名言集です。現在5件が登録されています。

それが偶然のすれ違いになるか、それとも運命の出逢いになるか、すべては己にかかっている。

パンツ総番長

一度だけあった彼女を探すために、学園祭でゲリラ劇をおこなっているパンツ総番長。自分の力でその彼女を探し出してみせる、彼女との出会いを運命にしてみせるという熱い思いと決意が伝わってくる言葉。

親指をひっそりと内に隠して、堅く握ろうにも握られない。そのそっとひそませる親指こそが愛なのです

黒髪の乙女

たとえば手近な人間のほっぺたへ、やむを得ず鉄拳をお見舞いする必要が生じた時、人は拳を堅く握りしめる。 その拳を、鉄拳たらしめるのはその親指、親指をほかの指でくるみ込むようにすることで招き猫の手のような愛らしさをたたえ、憎しみも込めようがなく、かくして暴力の連鎖は未然に防がれるのだ。

私は言った。「彼女がすべてに優先するのだ」

先輩

憧れの彼女への行く手を阻む友のズボンのベルトを引き抜き、ズボンがずり落ちる隙に彼女を追う。その際に行った主人公の言葉

若人よ、自分にとっての幸せとは何か、それを問うことこそが前向きな悩み方だ。そしてそれをつねに問い続けるのさえ忘れなければ、人生は有意義なものになる

東堂さん

夜の街で、黒髪の乙女は「東堂さん」と出会う。 東堂さんは黒髪の乙女と酒を酌み交わしながら「幸せとは何か」について語ります。

夜の街で出会った胡散臭い人間には、決して油断してはいけないよ。言うまでもなく、我々のような人間にもスキを見せてはいけない。

樋口さん

主人公が初めての夜の酒場に行き、出会った女性・羽貫さんの連れだった樋口さんが主人公に会った瞬間に言ったセリフ。不思議なストーリーの入り口で出会った比較的、普通の人のように見える樋口さんがこのセリフを言うことで、さらに物語が不思議世界へと入っていく序章のように聞こえる。

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