回想のブライズヘッドの評価
回想のブライズヘッドの感想
日本での知名度はイマイチ?
イギリスのちょっと古めの男子エリート大学生が登場する小説と言うのは大概ホモセクシャルな要素が含まれていて、今で言う腐女子のはしりのような人たちには外せないジャンルです(笑)イーヴリン・ウォーと言っても、日本ではあまり知名度はないようですが、本国イギリスでは国を代表する作家の一人です。その作家が書いた作品で、映画にもなった「回想のブライズヘッド」イーヴリン・ウォーがカトリック作家ということで、最後の方はちょっと宗教っぽくなるのでイマイチでしたが、美しく自由奔放なセバスチャンと、真面目な画家志望のチャールズの若かりし頃の日々と、転落してゆくセバスチャンの姿はとてもよかったです。