こねこのぴっちの評価
こねこのぴっちの感想
仔猫ぴっちの冒険心
初めて世に出たのは1954年の絵本です。りぜっとばあさんの家にいる多様な動物。その中には猫の夫婦に、仔猫が5匹。仔猫は仔猫らしく、相撲したり、毛糸にじゃれたり、箒に乗って遊んだりしてますが、仔猫のぴっちだけは達観していてそれに混じって遊んだりしません。もっと特殊な遊び方をしようと、その場を離れてしまうぴっち。りぜっとばあさんの家の他の動物たち、にわとりやヤギなどになってみようとするぴっちでしたが、ことごとく…。ぴっちの、その冒険心や探求心は評価してあげたいものです。小さい子の無謀さって可愛らしいし微笑ましいけどおっかない…。仔猫に萌えたりハラハラできるお話です。