いつもポケットにショパンのあらすじ/作品解説

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漫画レビュー数 3,135件

いつもポケットにショパン

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いつもポケットにショパンのあらすじ・作品解説

いつもポケットにショパンは、カリスマ的人気少女漫画家くらもちふさこの代表作にあげられる作品である。別冊マーガレットに1980年2月号から1981年7月号に連載。コミックスは全5巻(文庫版は全3巻) 作者であるくらもちふさこがピアノを習っていた経験から、いつもポケットにショパンというタイトルの通りクラシック音楽がテーマの作品である。芸術をテーマとした作品だけに、繊細で叙情的な演奏シーンが見どころの一つとなっている。主人公の須江麻子は、厳しいピアニストの母に育てられたことが原因で、不器用で自身のピアノにも自信が持てない。そんなとき、仲の良かった幼馴染みの緒方季晋が帰国し、なぜかライバル扱いされることに戸惑う。少しずつその才能を開花させる麻子の姿が胸を打つ青春譚。くらもちふさこの代名詞のように扱われる作品であるにもかかわらず、くらもちふさこ自身は自分の作品の中でそれほど気に入っているわけではないのも意外である。

いつもポケットにショパンの評価

総合評価
5.005.00
(1件)
画力
5.005.00
ストーリー
5.005.00
キャラクター
5.005.00
設定
5.005.00
演出
5.005.00

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いつもポケットにショパンの感想

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今も色あせない名作。

30年近く前の作品とは思えない!この漫画、発表時が1980年!何と、27年前、もうすぐ28年!前の作品なんです。当時、私は小学生で、ピアノ教室の待ち時間にマーガレットで連載時に読んでいました。ふと読み返したくなって、文庫で大人買いしたのが数年前。で、再度読み返してみて驚きです。当時からくらもち先生の作品はとてもスタイリッシュで、洗練されていて、「くらもちふさこが好き。」というと、カッコイイというか、笑、漫画通っぽかったんですけど、笑、とてもそんな昔の作品とは思えない位、今再度読み返しても古臭いと感じませんでしたし、むしろ、大人になった今の方がその面白さをより理解できたように思います。やはり学園ものとは言え、大人っぽい作品が多かったからですね。音楽学校、ショパン。このお話は音楽学校でピアノを専攻している須江麻子さんのお話。お母さんは有名ピアニスト。音楽学校が舞台ですが、最近、よくTVで音大特集とか、...この感想を読む

5.05.0
  • Toatch21Toatch21
  • 1798view
  • 3068文字
PICKUP

いつもポケットにショパンの登場キャラクター

須江麻子

よみがな:すえあさこ ニックネーム:アーちゃん 性別:女性 国籍:日本 所属:白川音楽学園高等部 性格:不器用な性格 特徴:性格にコンプレックスを抱える 価値観:ピアノの実力も本人は過小評価する 特技:ピアノ 母:ピアニストの須江愛子

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