岸辺露伴 ルーヴルへ行くのあらすじ・作品解説
岸辺露伴ルーヴルへ行くは、漫画家荒木飛呂彦によるフルカラー少年漫画で、２００５年からフランスの出版社フュチュロポリス社とルーブル美術館が共同で行っていたバンドデシネプロジェクトの一環として作られた。バンドデシネとは、フランス語で「描かれた帯」という意味で、フランスや周辺の地域で漫画のことを指し、この企画は、ルーブル美術館のコレクションや展示室をテーマに依頼された漫画家が漫画を描くというもので、この作品はその第５弾として制作され、日本人の漫画家として初めて選ばれた。 累計発行部数が９０００万部を超える同作者の大人気シリーズ「ジョジョの奇妙な冒険」の登場人物、漫画家岸部露伴は世界で最も邪悪な絵の話を聞き、それを確かめるためにルーブルへ向かうというストーリーで、２００９年にはルーブルで荒木の原画が展示され、２０１０年にはフランス語版が美術館内の書店で販売され、２０１１年には日本語に翻訳された単行本が発売された。
