バカとブスこそ、東大へ行け!
桜木建二
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ドラゴン桜は、東大受験をテーマにして描かれたもので、三田紀房原作、漫画雑誌モーニングで2003年から2007年にかけて連載された作品である。第29回講談社漫画賞や、平成17年度の文化庁メディア芸術祭漫画マンガ部門優秀賞の受賞など、様々な賞を受賞している作品である。そのため、2005年に日本でドラマ化され、2010年には韓国版のドラマが放映されるなど人気が高く、また、転職をテーマとした続編が出版されている。 この作品は、弁護士である桜木健二が、廃校寸前の高校に着任することから始まる。本来の仕事は別のものであったが、彼は名声をえるために高校再建に乗り出したのである。その方法は多くの生徒を東大に送り出すというもので、様々な人材を集め、新しく創立した特進クラスの生徒たちに東大合格のためのカリキュラムを施していく。ここで登場している勉強法は多くの受験生に影響を与え、多くの学生が受験勉強に活用されている。
刊行当時としては画期的な設定現在でこそ『ビリギャル』のような、落ちこぼれていた子が難関大学に合格するというサクセスストーリーが次から次へと世に出ているものの、その全ての先駆けとなったのが『ドラゴン桜』です。小学校で習うことすらきちんと身についていない高校生たちがたった1年ちょっとの勉強で東大を受けようと言うのはあまりに大げさな設定のように思えますが、ストーリーを追っていくうちに実は100%不可能ではなさそうだ、と思わせるような展開に仕立てているところに作者の腕が現れているように思えます。受験テクニックは実際役に立つものが多い英語は必要な単語を例文と一緒に暗記する、世界史は複数人で分担して勉強するなど、本当に効果があるのか疑問に思ってしまいかねない受験テクニックが数多く紹介されています。しかし、これらは実在する名門予備校の講師が普段の指導で用いているものばかり。たくさんの生徒が高いお金を払って...この感想を読む
東大入試に向けて、様々な練習問題に絡んでくるものでもあるのです。この巻数は「英語」「数学」のそれぞれの授業にもなるのです。私は、この巻数は英語に関する事にはなかなか興味があるのです。実際には英語の内容には英作文を中心にしていくことで少しづつ力を高めていくのでした。ですが、先生との戦いになる時にはその教え方が一番に出てくるものでした。いかに、詰め込みの教え方の教育方法なのかなと考えてしまうような気がします。数学に関しても、基礎知識が出来ているのでなかなか興味が出るようにもなるのです。これから、この展開がどの様な形でなって行くのかが楽しみにもなるのです。
よみがな:さくらぎ けんじ 性別:男性 国籍:日本 所属:私立龍山高等学校 性格:明け透けとしている 特徴:よく言えば冷静で論理的、悪く言えば冷酷で理屈っぽい人間。 価値観:リアリズムを徹底した生き方 物語上での目的:龍山高校を進学校にする構想を練り、特別進学クラスを新設しその責任者に就任した。 トラウ...
よみがな:やなぎてつのすけ 血液型:A 性別:男 国籍:日本 住まい:東京 所属:龍山学園 ポリシー:数学はスポーツだ 価値観:詰め込みこそ真の教育だ 趣味:大学受験指導 特技:数学を教えること
よみがな:みずの なおみ 性別:女性 国籍:日本 所属:龍山高校3年生。特進クラスの生徒。 特徴:髪を染めていたりルーズソックスを履いたりはしているが生活スタイルは地味 両親:中二の時に離婚 暮らしぶり:江古田でスナックを経営する母親と暮らしている 東大を目指した動機:媚びを売って生活をする母のように落...
桜木建二
何をやってもつまらないと言っている学生を奮い立たせるように発言している場面
水野直美
不正などの卑怯なことをせずに自分の実力で1番になることがいいとライバルに諭しているところ
桜木建二
ゴールがあればそれに向かって行動していくが、ゴールがなければ無気力になるためゴールを作ることがいかに大切であるかを同僚に説明している