午前3時の危険地帯のあらすじ・作品解説
午前3時の危険地帯は、ねむようこによる少女漫画作品。「FEEL YOUNG」(祥伝社)で2009年から連載が開始され、単行本はフィールコミックスより全4巻が刊行されている。前作「午前3時の無法地帯」の続編的な作品である。 物語の舞台は午前3時の無法地帯と同じパチンコ業界専門のデザイン会社。地味で大人しい新入社員の小倉たまこは激務で変人揃いの職場に戸惑いながらも次第に環境に順応し、仕事を覚えていく。上司の堂本に淡い恋心を抱いていたたまこだが、研修先のパチンコ店で知り合った店員の宮下にもなにかと絡まれ、次第に心が揺れ動いていく。 メガネにすっぴん、ファッションにも無頓着でビジュアル的にも地味キャラのたまこが仕事や恋を通して次第に成長していく様子がこの漫画の見どころ。 最終的にたまこの地元・富山のパチンコ店で働き始めた宮下を追ってたまこも会社を辞め、地元に戻るところで本編は終了するが、2012年刊行の短編集「午前3時の不協和音」ではその後の二人の様子も描かれている。
午前3時の危険地帯の評価
午前3時の危険地帯の感想
「午前3時の無法地帯」続編
ももちゃんのパートが終わって、次は新人たまこちゃんのお話。地味めで恋愛に興味も無く、言いたいことはあっても溜め込んでしまうタイプ。そんな彼女が半ば強引なカタチでパチンコ屋専門のデザイン会社に勤めることになり、というお話。堂本さんは、なんだかんだ言っていいひとだからなぁ。惹かれるの分かる。面倒見いいし。でも言うべきことはハッキリ言う感じ。今回たまこちゃんが入社したことで、アフターフォロー頑張ってくれてるし。さらにいいひとなんだなーっていう認識が強まった感。いろんなひとがいろんな想いを持っているということが、しみじみ感じられる。宮下さんとの関係が今後どうなっていくか見物。