海月姫の感想一覧
漫画「海月姫」についての感想が4件掲載中です。実際に漫画を読んだレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
最初の勢いはどこに行ったぁ!
あのワクワク感よ もう一度キャラ設定の面白さ、腐女人間(もう"子"と自称できない)目線からのアルアル感のすごさといったら、たまりませんでした。ばんばさん、あなたは私。 どーしてそこまでかつての私とおんなじルックスなの!?まぁや 気持ちわかるわ、私のマブダチも不審すぎる超ロング前髪(しかも右片方のみ)で、自信のない目を隠していたわ。そこへ現れた蔵之介のまばゆさ、暗い海底にきらめく乙姫様。物語がスタートしたころのスピード感と各キャラの応酬は、読者の心をつかんで離さなかった。私はこの作品で初めて東村アキ子を知ったけれど、若いマンガ家からは得られない、かつての漫画に合った「間」がこの作品にはある。なんてマンガ好きな作家なんだろう。。。もしや歳も自分と同じくらいなのかと思いきや、さすがに10歳若くてかえって驚いたけどね。それなのに、ああ途中でいろいろ始めてしまったからか、急失速。このまま尻すぼみにな...この感想を読む
海月好きが読んだ
海月好きから言うとどの海月も非常に綺麗に、海月の美しさをとにかく表現出来ていて、とてつもなく嬉しかったです。「海月」が付いてる漫画だから、思わず手に取ったんですが、作者の東村アキコさん自身も海月好き時代があった事を知り、納得・共感しました。私も学生時代は、海月ばかり書きなぐってたからです・・・月海の気持ちがわかる!是非、登場した海月を画像検索して、いかに特徴をとらえて海月が描かれているか、見てほしいです。そしてどんな色をしてるのか、魅了されてほしいです。尼~ずの定義が曖昧で初めはちょっと嫌だった。「尼~ず」と「腐女子」の定義が似てるようで、でも住んでる人たちは腐女子ではない。このポイントだけが読み始める時きになってしまいました。読み進めるうちに、「自分の趣味のみで生きる、男に養ってもらう・媚びる必要がない人種」で納得させました。ファッションと海月ただのオタクな女の子たちと、女装男の子が...この感想を読む
おもしろかった
1巻のラストで蔵之介の兄の修に惹かれた月海が完全恋モードになってしまいます。私は蔵之介のほうがすきなんですが、月海は、修ラブみたいです。この恋はいったいどうなってしまうんでしょうか?楽しみです。でも、修が地上げ屋の女に迫られるわ月海は2人を見て勘違いしてしまうわ、大変なことに。地上げ屋がきて、天水館という建物の存続がピンチになってきている模様。なんとか天水館をまもってほしいです。かと思ってたら、蔵之介が月海のことを好きになってしまう!!なんだそりゃー!!でも、今後かなり面白くなりそう。尼~ず、月海の敵みんなで地上げ屋の女を倒せー!!
どう考えても、、
蔵之介は月海のこと手放したくないと思ってるよなぁ。それはやっぱり、自分がプロデュースしてやったのに、ではなくて、愛ゆえじゃないのかなぁ。「彼女を連れていくのは無理だ 何故なら… あいつはパスポートなんか持ってませんよっ」に笑った。そりゃそうだ。日本のファッション業界が終わっているというのは本当だろうか。あの社長の言うことは、もっともらしいけど、あんまり認めたくない。まぁあんなに自信あって金があって自分の思い通りに物事を動かすことのできる人間なら反発したくなってしまうのは当然かもしれない。蔵子のこと見抜いてたのにはちょっとびっくりした。見る目はちゃんと持ってるんだろうと思う。