みんな丸太は持ったな!いくぞォ!
宮本明
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彼岸島は松本光司による作品。「週刊ヤングマガジン」にて2002年49号から2010年32号まで連載。単行本は全33巻。同シリーズには「彼岸島 最後の47日間」「彼岸島 48日後…」「彼岸島 兄貴編」がある。2010年には映画が日韓同時公開、2013年にはテレビドラマ化。 人間を吸血鬼に変えてしまうウィルス、しかもそれは他の人間に伝染する性質を持っている。その吸血鬼の親玉である『雅』は、人類すべてを吸血鬼に変えてしまおうという野望を持っていた。これを打ち倒すべく、ひょんなことで雅が住む『彼岸島』にやってきた主人公『宮本明』とその仲間たちは、様々な手段で吸血鬼と戦う。 全体的には暗い雰囲気で展開し、残虐描写も多い。しかしながら、ひとつひとつの場面がラフながらも迫力のある筆致で描かれており、またところどころに盛り込まれているギャグの要素が、陰鬱な雰囲気を和ませてくれる。一部では、こうしたギャグ要素に熱狂的なファンも付くほどである。
よくわかんねぇけど読んじまうぜちくしょう!『彼岸島』って面白い? と聞かれて、「おお、面白いよ」と即答できる人はどれぐらいいるんだろうか。大抵の人は、「オ、オウ」と肯定とも否定ともつかない声を発して黙り込むはずだ。そして悩んでしまう。そもそも、『彼岸島』ってどんな話なんだ?と。そう、読んだのにわからなくなってしまう。それが『彼岸島』なのだ。ホラーでも、サスペンスでもない。パニックホラー、いや違う。脱出もの…でもない。話を要約すると、「美女に騙されて島に連れてこられた若者が脱出を目指そうとするものの途中で諦め、島を支配する道化師めいた服装の男と戦う」のが、おおよその流れだ。ところがこの悪役めいた美女は実はいいやつだったし、一見普通の主人公は何故か途中ですごく強くなったし(主人公・明)、仲間の「見てのとおり頭がいい」西山は出所不明の豚肉から豚汁を作るのが得意になったし、島を支配する道化師め...この感想を読む
行方不明になった兄がいる、物語はそこから始まりました。とある村の集落に、時々人間がやってくるのですがそこで人間たちは吸血鬼たちの餌にされてしまいます。主人公の兄も同じような経緯かわかりませんが、その村で生き残って吸血鬼と対抗していました。そうとは知らず都会で平和な毎日を過ごす主人公は、ある日美女に兄の免許書を見せてもらい集落へと誘惑されました。それをさも落ちていたと言って…。美女には大男がついているのですがそれがまさか吸血鬼で、街のど真ん中で吸血鬼が大暴れ。主人公達は必死に逃げて攻撃するのですが、まったく効かず。その頃、集落に潜んでいる兄は連れてこられた人間の懐から免許書を漁る吸血鬼の姿を目撃しました。きっと外にいる仲間にこれを渡して上手いこと言って誘き寄せているんですね…。主人公と兄が再会する日は遠くないでしょう。吸血鬼と人間、どちらが勝つのか…。この感想を読む
年齢(作品時):18歳 身長:175、3cm 体重:62、3kg 性別:男 国籍:日本 住まい:宮本青果店 特技:丸太。刀 癖:独り言。 物語上での目的:2年前に行方不明になった兄を探すため高校卒業後、友人達た知り合った女性と共に彼岸島へ赴く。兄を発見した後、兄や友人らと共に脱出不可能と言われる島を脱出するべく吸血鬼...
宮本明
明が村のみんなに丸太を持たせ、鬼に立ち向かうときに言ったセリフである