アホリズムのあらすじ・作品解説
「アホリズム」は、2008年8月号よりスクウェア・エニックスの「月刊ガンガンWING]で連載されていた宮条カルナによる漫画作品である。「月刊ガンガンWING]の休刊に伴い、その後は2009年4月より「ガンガンON LINE]というウェブコミック配信サイトで連載。コミックスは13巻が刊行されていて、2012年8月時点で販売数が累計60万部を突破している人気作品である。 この作品の主人公は、身長が低く、地味でさえない自分から脱却したいと楢鹿高校へ入学した六道黄葉。その他の登場人物としては、温厚で天然な謎の人物であるクリシュナ、黄葉の変わった姿であるペン太、この作品のヒロインである比良坂アイラ、黄葉のルームメイトの日向三十郎や正田エコなどがあげられる。 自分が変わりたいという欲求を胸にはるばる田舎から出てきて高校生活をスタートさせた主人公の黄葉。しかし、黄葉を待っていたのは、生徒自身が持つ「文字」を使って試練に立ち向かうサバイバルであったというストーリーである。
アホリズムの評価
アホリズムの感想
ギャグあり、バトルあり
まずタイトルの「アホリズム」という意味はいまだによくわかりません。内容とどう関係があるのかはまったくもって謎です。9巻でようやく偽ヤマの本当の招待が主人公によって暴かれます。果歩ちゃんが出した「矛」で魔法少女の衣装を身にまとう南斗の姿がおかしくて、9巻最大の笑いのポイントだと思います。アホリズムは、全体を通してバトルの中でのグロシーンやホラー要素がありますが、ちょいちょい挟まれるゆるいギャグシーンがちょうどいいバランスになっていると思います。設定は王道少年漫画だと思いますが内容は少年漫画にしてはダークかもしれません。まだまだ謎がいっぱいの9巻です。続きがとても気になります。