変人偏屈列伝のあらすじ・作品解説
変人偏屈列伝は、漫画家荒木飛呂彦と鬼窪浩久が共同で制作した漫画シリーズである。現実に存在していた変わった生涯を送った人物の人生を紹介するこの漫画は、初期には荒木飛呂彦が作画も含めて全て担当するはずだったが、荒木が1987年に連載を開始したシリーズ「ジョジョの奇妙な冒険」の執筆で忙しく、当時アシスタントをしていた鬼窪が作画を担当することとなり、荒木は原作と構成を担当することとなった。 第一作目・エジソンに並ぶとされる天才ニコラ・テスラ、もっとも偉大かつ最も嫌われたメジャーリーガー・タイ・カッブ、屋敷中に罠を仕掛けてひきこもったコリヤー兄弟、人チンパンジー・オリバー君の仕掛け人・康芳夫、銃ビジネス成功者の建てた幽霊屋敷・ウィンチェスター・ミステリー・ハウス、チフス菌の健康保菌者・メアリーの6作が収録された単行本が2004年に集英社から発売されている。ウィンチェスターとメアリーは作画も荒木が担当している。