シバトラのあらすじ・作品解説
シバトラは週刊少年マガジンに掲載された漫画で、原作は安童夕馬、作画は朝基まさしによる作品である。主人公の柴田竹虎は高円寺署に務める刑事で、生活安全課少年係に所属している。中学生に間違われるほどの童顔でありながら剣道の達人で、人一倍強い正義感を持つ青年である。ストーリーは、竹虎が犯罪を犯してしまったり、巻き込まれてしまった少年少女達を救うべく奮闘するという、少年犯罪をテーマにしたものである。また、竹虎には警察関係者の他にも、ストリートギャングの元リーダーである藤木小次郎や、虐待されながらも父親を慕う美月、有名進学校のトップにいながらも犯罪を犯して退学になった楠木裕二など個性的な仲間がおり、竹虎に力を貸してくれる。 同作品はドラマ化もされ、2007年7月から9月まで全11回にわたってフジテレビにて放送された。主演の柴田竹虎は小池撤平が演じた。竹虎の過去が漫画の設定とは違うところがある等、一部内容がドラマオリジナルとなっている。
シバトラの評価
シバトラの感想
社会に対するメッセージ性あり
自分はこういうタイプの漫画はあまり好みではありません。事件というか警察がメインの漫画でここまでのめりこめたのはシバトラだけです。主人公が中学生にしか見えない童顔の刑事柴田竹虎は周りの人を惹きつける魅力があるのでしょうか。過激な犯罪シーンや暴力的なシーンは怖くなる部分もありましたが、スラスラと読める作品だと思います。加害者の少年たちがメインに扱われているので、もう少し被害者の人たちのことも描いてほしかったです。今の日本で竹虎のように真剣に少年犯罪に向き合って解決しようと奮闘している刑事さんはいるのでしょうか。漫画のことなのに、ついつい現実と照らし合わせて考えてしまいます。いろいろな人に読んで欲しいです。
シバトラの登場キャラクター
津間蕗明彦
よみがな:つまぶきあきひこ 性別:男性 国籍:日本 特徴:重い少年事件を積極的に担当 物語上での目的:少年の更生に力を尽くしている 職業:弁護士 旧姓:日影 正体:組織の全容をつかみかけていた武虎の父・影虎の家に爆弾を投げ込み殺害した犯人 最期:逆上した河東から暴行を受け不幸にも死亡 末路:自分の過去を悔...
武良広海
よみがな:むらひろみ 性別:男性 国籍:日本 所属:元高円寺第八中学校3年B組 特徴:リーダー的存在だった 物語上での目的:気の置けない信じあえる仲間との生活を望んでいる 戦闘能力:小次郎とも互角に渡り合う戦闘能力 強さ:常に自分の中の正義を行動原理とする強さを持つ 一面:何を考えているのか分からない一面...
河東学人
よみがな:かとうがくと 性別:男性 国籍:日本 住まい:出所後武良のアパートで暮らす 所属:サイバー強盗団 特徴:クラスメートを使って強盗を繰り返していた 特技:PCスキルを会得 母親:男の元を転々とする母親からネグレクトを受けている 一見:ありふれた不良少年 頭脳:非常に優秀な頭脳の持ち主