人狼ゲーム ビーストサイドの評価
人狼ゲーム ビーストサイドの感想
少し斜めの角度から。
高校生の人狼ゲームこの映画は、高校生の人狼ゲームをリアルに描いた作品となっています。人狼ゲームは、人と人の騙し合いでもありますが、この映画は人狼ゲームというゲームを通して、人間の誰しもが持っている「汚い部分」を如実に表現しています。高校生という、人生の中での青春時代を過ごしている人物にスポットをあてることで、生々しい人間らしさを体感しました。映画の舞台は、高校生の夏休み。10人の生徒のうち、2人は人狼である。生き延びた人間には賞金として1億円の支払いがあるという設定です。高校生相手に、1億円の賞金とは、いささか現実味のない設定だなと感じましたが、この映画の注目点は賞金というより、人間に対する不信感・疑念のような感情的な部分だなと思います。過半数以上の人は、親から、「優しい人になりなさい。」だとか、「人には親切にしなさい。」と育てられます。もちろん、「人に優しくする。」ということは、とても人間...この感想を読む
残虐なシーン満載で、もう観たくないです!!
もう、この手の作品はお腹いっぱいなんですが…「人狼ゲーム・ビーストサイド」を視聴した感想です。率直な感想を申し上げると、「またこの手の作品かあ」という感じです。もう、テンプレート的なデスゲーム作品ですよね。「バトル・ロワイヤル」の後追い作品というか…。ティーンの少年少女を捕まえて、デスゲームを強制させる。そのシチュエーションなりが、やり尽くされている感じがして、その時点で少し残念な印象を抱いてしまいました。穿った見方だとは思いますが、制作側の「こういうの好きでしょ?」みたいな姿勢が感じられるようでした。ストーリーも、カタルシスも、あって無いようなもので、最初から最後まで胸くそ悪く、それ以上でもそれ以下でもない気がしました。特にプレイヤー殺害のシーンが胸くそ悪く、「何でこんなに長い尺でやるのか?」と意味が分かりませんでした。それをやることに、映画としての意義を感じないんですよね。殺すこと...この感想を読む