人狼ゲーム ビーストサイドの評価
人狼ゲーム ビーストサイドについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が2件掲載中です。
各項目の評価分布
人狼ゲーム ビーストサイドの感想
少し斜めの角度から。
高校生の人狼ゲームこの映画は、高校生の人狼ゲームをリアルに描いた作品となっています。人狼ゲームは、人と人の騙し合いでもありますが、この映画は人狼ゲームというゲームを通して、人間の誰しもが持っている「汚い部分」を如実に表現しています。高校生という、人生の中での青春時代を過ごしている人物にスポットをあてることで、生々しい人間らしさを体感しました。映画の舞台は、高校生の夏休み。10人の生徒のうち、2人は人狼である。生き延びた人間には賞金として1億円の支払いがあるという設定です。高校生相手に、1億円の賞金とは、いささか現実味のない設定だなと感じましたが、この映画の注目点は賞金というより、人間に対する不信感・疑念のような感情的な部分だなと思います。過半数以上の人は、親から、「優しい人になりなさい。」だとか、「人には親切にしなさい。」と育てられます。もちろん、「人に優しくする。」ということは、とても人間...この感想を読む