どっちもは無理である
ある意味破綻した作品2012年作品、デンマーク映画。2010年のアカデミー外国語映画賞とゴールデングローブ賞を受賞した「未来を生きる君たちへ」がすばらしかったので、さらにさかのぼって見た、2007年の「悲しみが乾くまで」(ハル・ベリー&ベニチ オ・デル・トロ)もとても良かったので、スサンネ・ビア監督の作品なら、さぞ大人同士の渋く、味わい深い恋愛を描いてくれるのだろうと期待して見ました。 結果、残念を通り越して、本当に同じ監督の作品なのかということが信じられないくらいの落差にびっくりすることになりました。どのような映画も、多くの人の手をかけて、それなりの時間とお金をかけて大事に作られるものであろうと思うので、簡単にだめと言いたくないという思いを持っていつも映画を見ていますが、今回ばかりは、これは失敗作と言っても差し支えないんじゃなかろうか・・・と思ってしまった自分がいます。今はいとも簡単に、古今東西の...この感想を読む
1.81.8
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