ボクたちの交換日記の評価
ボクたちの交換日記の感想
挫折がテーマの作品
原作よりも感動した私はこの原作となった、「芸人交換日記」も持っているのですが、映画の方が見やすかったです。原作の方は、まず、全てがモノローグで構成されているので、臨場感が伝わりにくい感じがしました。序盤の、田中が日記を嫌がっている展開は面白いのですが、中盤以降はモノローグだと、くどく感じました。芸人として「笑軍」に勝ち残り、上り調子になっていく感じや、甲本が芸人を辞めたいと言い出す所は、やはり映像でないと伝わってこない部分があると思います。その辺りを原作では、セリフのみで表現しなければいけなかったので、若干の苦しさがあったと思います。しかし、そういったテンポの悪さを、映画では補完できていたのではないか、と思います。また、終盤では、甲本が芸人を辞めた本当の理由や、甲本が病に倒れた事などが、次々と展開され、正直原作は読んでいて辛くなりました。「とにかく泣かせたいし、感動させたいんだなあ」と...この感想を読む
有名人のミーハー映画ではない!名作の部類!
人気放送作家の鈴木おさむさん原作の小説を、ウッチャンこと内村光良さんが監督を務めて撮った作品。メンバーだけで作品を評価するとちょっとしたミーハー映画のように思えてしまいますが、いざ鑑賞すると中盤から涙が止まりませんでした。名作と言ってよい作品だと思います。原作では漫才なところを内村監督得意とするコントに替えたのもGOOD!!最近ではなかなかテレビで観る事ができないウッチャンのコントを人を替えて見る事ができただけでも観る価値があるように思えます。欲を言えば、ラストの年が経ったとき(川口春奈さんが出演していた時代)が、小出恵介さんを始めとする主演陣がそこまで変化がなく、川口さんが無理なあるのがそれとももっと小出さんを老けさせればよかったのかちょっと無理があって冷めてしまいましたところが唯一の残念ポイントです。ファンモンの主題歌もストーリーとマッチしていて最高!この感想を読む