泣くのはいい。でも自分の意志で涙を止められる女になりなさい。
萩原時江
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阪急電車片道15分の奇跡は、2011年の東宝による映画作品。中谷美紀主演。 有川浩の同名小説が原作であり、文庫版は2012年オリコン文庫部門で100万部を突破している。 舞台は、兵庫県走るローカル電車の、所要わずか14分という小さな路線である。そこに乗り合わせた乗客たちが、ふとしたきっかけで関わり合い、新たな一歩を踏み出していく様が描かれている。 映画の出演キャストは、舞台である兵庫県を中心に関西出身者を多く起用している。 関西では全国に先駆けて先行上映された。兵庫県など近辺の劇場を中心に多くの動員を記録し、映画観客動員ランキングでは、初登場7位という好発進、全国公開となった翌週には第6位という数字を叩きだした。上映館数は少ないながらも興行収入11.4億円を突破しており、同年の日本アカデミー賞や報知映画賞などでも、キャストを中心に多くの賞が贈られ、宮本信子は助演女優として合計3つの賞を受賞している。
物語上に爆破も無ければ、誰も死なないし、後々語り継がれるような出来事も起きません。誰もが経験するような「日常」のそれぞれのオムニバスが、徐々にリンクしていくのです。上記したように派手なアクションはないので、派手好きなハリウッド映画のようなスタイルが好きな方には全く面白くないのかもしれません。しかし、とにかくハートフル。そこまで大きなハプニングも感動ストーリーもないのに、ラストの宮本信子さんのシーンあたりから涙が止まらなくなってしまいました。ここまで心が温まる映画もなかなかお会いできません。良作だと思います。それぞれのオムニバスドラマ全部好きですが、やはり宮本信子さんと芦田真菜ちゃんのシーンが一番好きです。やはり芦田真菜ちゃんはあの歳にしてやはり天才だと思う。表情がホント豊か。今後どんな女優さんになるのか楽しみでなりません。賛否は分かれるところでしょうが、ちょっとテイストの違う勝地涼さん...この感想を読む
作品の第一印象は、おばあちゃんかっこええ!!です。宮本信子さんが演じるおばあちゃんが、とにかく素敵でした。中谷美紀さんに掛けた言葉も良かったです。中谷美紀さんの幸の薄い女性を演じる上手さに凄いな…と思いました。南果歩さんの役どころも共感できたりと、よくできた映画でした。人と人とは繋がっていて、世界は広いようで狭くて、他人は冷たいようで温かいのだと、この作品で思いました。もう引っ越してしまったけど、関西地方出身なので、阪急電車はなじみのある電車で、あの小豆色の車体を見るだけで、懐かしかったです。原作が気になり、とても読んでみたいです。
阪急今津線というローカル線のお話。この阪急今津線というのは始点から終点まで片道15分しかかからないらしいです。そのローカル線を利用する様々な人々、中谷美紀が演じるのはキャリアウーマンの女性。長年付き合ってきた彼氏が友人に奪われ、友人と彼氏が結婚する事になった。その結婚式に白いドレスを着ていくという彼女なりの復讐を果たした後にこの阪急今津線の電車に乗り込む。ウエディングドレスにも見える様な白いドレスを着た女が引き出物を抱えて電車に乗っている。どこからどう見ても事情を抱えているに違いない。そんな彼女の姿を見て1人の老女が声をかけるのだ。その時のセリフがかなり良かったです。すごく好きな映画です
萩原時江
とある理由で泣いている小学生くらいの孫にいうセリフ。
高瀬翔子
小学生がいじめられているときに言った励ましの言葉