ちょんまげぷりんの評価
ちょんまげぷりんの感想
現代にやって来た侍
現代にタイムスリップしてきた侍、木島安兵衛が厄介になっている遊佐家でお菓子を作り始めたことからパティシエになっていく物語です。シングルマザーの遊佐ひろ子と息子の友也に恩返しをと家のことをしている内にお菓子作りに目覚めて手当たり次第作ってしまう、昔のお侍の生真面目さが笑いを誘います。ひろ子のママ友が勝手に応募したコンテストで江戸城のケーキを作り、有名パティシエに見初められてお店で働き始めます。江戸時代の男女の役割に対する考え方、現代の仕事に対する姿勢、色々考えることも多かったですが、ケーキがとても美味しそうで、観ていて何か甘い物が食べたくなりました。
侍、パティシエになる!
江戸時代からタイムスリップしてきた侍がスイーツ作りに目覚め、パティシエとして成功していく・・・というストーリー。安兵衛が現代日本の生活になじんでいく段階が、コミカルで笑えます。彼に対して徐々に心をひらいていくシングルマザーのひろ子と、息子の友也との絆が温かいです。特に、安兵衛と友也がお菓子作りの大会に一緒に出場するシーンは、微笑ましかったです。家族の絆を描いたヒューマンドラマですが、ワークバランスやシングルマザーの実情、男女の役割など、現代社会の様々な問題に触れた深い作品で、鑑賞後は色々考えされました。ありえない設定ですが、色々勉強させられるいい作品だと思います。おすすめです!
テルマエロマエ サムライバージョン
生活の知識「How to~」ものをサムライが実践していく。作品の主幹は別にサムライキャラクターで演出しなくてもよい良くあるパターンの内容だ。タイトルい「プリン」とついているくらいだから、もっとパティシエのショーンやプリンに関するシーンが出てきても良いと思う。プリンの役割が薄い。結局、関ジャニ∞の錦戸くん演じるサムライは、日本で始めてプリンをつくった人だったという体で終盤で出てくるのがプリンの一番の出番だ。テルマエロマエのサムライバーションって感じか?恋に発展しそうな相手がバツ1子持ちキャリアウーマンである要素が組み込まれているところが違うが、テルマエロマエ路線であることは否定できないだろう。