マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたことのあらすじ・作品解説
マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたことは、2009年に公開されたアメリカ映画である。原作は、ジョン・グローガンによるエッセイ。監督は、「マイアミ・ラプソディー」「プラダを着た悪魔」「ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して」のデヴィッド・フランケル。脚本は、スコット・フランク、ドン・ルース。音楽は、「ハッピー・フライト」「俺たちフィギュアスケーター」のセオドア・シャピロ。出演者は、オーウェン・ウィルソン、ジェニファー・アニストン、エリック・デイン、アラン・アーキン。 ジョンとジェニーはフロリダで暮らしている新婚夫婦。お互いに仕事も順調で幸せだったが、まだ子供を持つ心の準備が整っていなかったため、子育ての予行練習として犬を飼うことにした。 マーリーと名付けて一緒に暮らし始めてみるが、とんでもなくパワフルな犬だった。 マーリーに振り回されながらも、犬と家族の関係の素晴らしさに気付いていくコメディ・ドラマである。
マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたことの評価
マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたことの感想
思い通りにならないことはなんて楽しく面白いんだろう
思い通りにならない人生の素晴らしさを描く2008年アメリカ映画。原作は同名の大ベストセラーエッセイで、実話がベースになっています。タイトルも、メインビジュアルも「犬のマーリー」が全面に出ているため、わんちゃんを巡る単純などたばた喜劇ものなんだろーなー、とたかをくくって見たのですが、良い意味で予想を裏切ってくれること請け合いのこの映画。見終わった後になんとも暖かな気持ちが胸に広がってゆきました。これはまれにみるやんちゃで自由な犬、マーリーを家族にしてしまった、ある恵まれた美しい幸せなカップルが、年月を重ねて生きて行くということ、いかに人生が思い通りにならないか、そしてそれだからこそ人生が素晴らしいんだということを、見せてくれる映画です。監督はデイヴィッド・フランケル。大作や重厚なテーマの映画を手がける監督ではありませんが、「プラダを着た悪魔」や「31年目の夫婦げんか」など、コミカルでありつつ...この感想を読む
犬と共に知る幸せ
犬を飼うことということこの映画をみてまず思ったことは犬の躾の大切さです。マーリーは子育ての練習としてジョンとジェニーに飼われるわけですが、躾という躾がいまいちうまくできてません。世界一おバカな犬というタイトルなので仕方ないことだとは思うのですが、見ていておバカなのは飼い主だろうって思ってしまいました。後々子供もできにぎやかな家庭になるのですが、あのような状態では少し危険すぎますね。映画なのでおバカを演じてるのはわかってますよ!でも犬好きからするとちょっと腑に落ちないなって思ってしまいます。ただマーリーは本当にかわいかったです!子供がお腹でうまく育たず泣いてしまったジェニーに寄り添うシーンはとても印象的でした。そして子供達との関係も良かったですね。犬が子供の教育にいいと言われてるのは猫とは違い散歩や躾や遊びを通した絆を作ることができ、そして悲しいことですが死を経験させることができること。...この感想を読む