マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたことの評価
マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたことについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が2件掲載中です。
各項目の評価分布
マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたことの感想
思い通りにならないことはなんて楽しく面白いんだろう
思い通りにならない人生の素晴らしさを描く2008年アメリカ映画。原作は同名の大ベストセラーエッセイで、実話がベースになっています。タイトルも、メインビジュアルも「犬のマーリー」が全面に出ているため、わんちゃんを巡る単純などたばた喜劇ものなんだろーなー、とたかをくくって見たのですが、良い意味で予想を裏切ってくれること請け合いのこの映画。見終わった後になんとも暖かな気持ちが胸に広がってゆきました。これはまれにみるやんちゃで自由な犬、マーリーを家族にしてしまった、ある恵まれた美しい幸せなカップルが、年月を重ねて生きて行くということ、いかに人生が思い通りにならないか、そしてそれだからこそ人生が素晴らしいんだということを、見せてくれる映画です。監督はデイヴィッド・フランケル。大作や重厚なテーマの映画を手がける監督ではありませんが、「プラダを着た悪魔」や「31年目の夫婦げんか」など、コミカルでありつつ...この感想を読む