お買いもの中毒な私!のあらすじ・作品解説
P・J・ホーガン監督による、ニューヨークを舞台にした映画お買いもの中毒な私!は、一流のファッション誌の記者を目指しながらも、地味な雑誌で編集をしている女性をコメディ要素満載に描いたラブコメ映画である。 アイラ・フィッシャー演じるレベッカは理想の仕事と悲しい現実によるストレス解消をショッピングで晴らしていた。お買い物をしているときこそ一番の安らぎであると信じているレベッカは、カードのローン支払いが遅れていても買い物を辞めることが出来ない。 ある日、彼女は職場から解雇を言い渡されることに。やけになった彼女はアルコールを浴びて、再就職に向けて憧れのファッション誌に書類を送ることに。しかし数日後、彼女か得た仕事は、お堅い経済雑誌の編集部のコラムニスト。経済とファッションの関係性。レベッカはやけになりながら仕事に取りかかることになる。 自由奔放ながらも夢に向かって懸命に生き、お買い物中毒の奮闘するレベッカの魅力が溢れる映画である。
お買いもの中毒な私!の評価
お買いもの中毒な私!の感想
見終わったらお買いもの中毒になります、私が!?笑
最近のレベッカの年頃の女子では珍しくないことかもしれない・・・と思った。かくいう私も似たような経験がある。クレジットカード=魔法のカードに奮闘する人々が良く描かれていると思う。この作品を見て、カードについていろいろ考えさせられるし、若い子は見ていて損はないと思う。笑いどころは少ないです。原作の「レベッカのお買いもの日記」も読んでみたいと思ったなぁ。ブランドで自信を着飾らなくても、自分を磨いて自分が輝けばいいとステップアップする主人公。日本人女子も少しは見習った方がいいかも?でもレベッカの可愛いファッションや小物を見ていたら、買い物欲が出てしまうかも(笑)
ディズニー映画らしい!
主人公は、買い物依存症で、多額のカードローンを抱えている。勤めていた園芸雑誌が廃刊になり、金融雑誌のライターとなる。そこで、上司と恋愛をしたり、隠していた多重債務がばれたりする。信用を失い、友人からも見捨てられそうになる。そんなときになって、やっと彼女は、いままでの失敗を悔い改め、買い物依存症をたちきり、いままで買ったものを売り、借金をすべて返す。ディズニーらしい、信用と愛、夢、希望の物語。ファッションもたくさん出てくるが、そこまで重点を置かれているわけではなさそう。マネキンが動き、商品を買うようにしむける、という演出はすばらしいと思った。
マネキンが囁く「ステキよ」
「プラダを着た悪魔」より面白い。ファッション系のこの手の映画の中でも現実的な映画ではないだろうか。買い物依存症をもった女性レベッカは明るい。そして、ファッションをこよなく愛している。でも、嘘つきで取立て屋からの電話にいつも嘘をついて返済を待たせている。作品中では、レベッカが気に入った洋服や小物を身につけたマネキンが、レベッカに話しかける。まるで、自分の気持ちを代弁しているかのように。それは、もちろんレベッカの幻覚なのだけれど、発想が素晴らしい。この洋服を買おうか、買わまいか?自分の心の中の誘惑と戦っている時の女性の心理を上手に表している。この洋服を身につけたら、自分が1段レベルアップしたように思えるから洋服は不思議だ。
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