アンブレイカブルのあらすじ・作品解説
アンブレイカブルは、M・ナイト・シャマラン監督によるサスペンス映画である。アメリカにて2000年11月22日、日本では2001年2月10日に劇場公開された。製作:バリー・メンデル/サム・マーサー/M・ナイト・シャマラン、製作総指揮:ゲイリー・バーバー/ロジャー・バーンバウム、音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワードが担当している。 キャッチコピー「真実を知る覚悟はあるか」 フィラデルフィアで悲惨な列車衝突事故により131人の乗員・乗客が死亡してしまった。この事故で唯一生き残ったディヴィッドだが、デビッドは傷ひとつ負っていなかった。そんなディヴィッドのもとにイライジャと名乗る男が現れる。イライジャはディヴィッドに不滅の肉体を持つ者であると告げる…。 デイビッド・ダン:ブルース・ウィリス、イライジャ・プライス:サミュエル・L・ジャクソン、オードリー・ダン:ロビン・ライト、ジョセフ・ダン:スペンサー・トリート・クラーク等がキャスティングされている。
アンブレイカブルの評価
アンブレイカブルの感想
ドンデン返しを含めて脚本がすばらしい傑作
ストーリー設定の妙、主人公づくりある日、列車事故で130名を越す死者が出た中、たった一人無傷で生き残った男というのがこの映画のストーリーの着想です。こういう偶然・奇跡は起こりうるのかもしれませんが、シャマラン監督はこれをアイディアの起点として逃さなかったんですね。で、この男を主人公に仕立てて脚本作りを始めたのでしょう。肉付けとしてこの主人公を、実は元フットボール選手(ブルース・ウィルス)だが、実はこれまで病気もけがもしたことがないというように設定します。対比的なもう一人の人物の登場そしてもう一人の重要人物を登場させます。それは逆に先天的にすぐ怪我をする病気の画廊主(サミュエル・ジャクソン)で、彼が、ブルースが怪我や病気をしないことを本人に告げ、ブルースが考え始めるという展開が始まります。この人物の対比的な登場のさせ方もお見事です。ブルースは実は、家族も仕事もどこか物足りなく、いつも淋し...この感想を読む
不死身のおっさん
身体の頑強さだけが取り柄だと思っていたおっさんが、実は無敵のヒーローの素質をもっていたことを自覚していくアメリカの映画。主演はブルースウィリスですが、ダイハードのマクレーン警部以上に普通のおっさんぽい役です。全体的に派手さも華やかさもないような映画ですが、ナイトシャマラン監督独特のジメッーとした作風は、観ていてドキドキしてくるから大好きです。しかしまあ、無敵の身体という点はおもしろいと思いましたが、その後第六感が鋭くなったり身体能力も上がるという設定はどうかなとも思いました。冴えないおっさんが、無敵のボディを駆使して足掻くような映画が観たかった気がしないでもないです。この手の映画としてはふさわしい敵役がいないなあと思っていたところに、無造作に投げかけられる大きな悪意。あまり映画評として上がる事のない作品だけど、おもしろいよねこの映画。
事故にあっても唯一無傷で生還した男の物語。
酷い電車事故にあって他の乗客や運転手すべての人間が死んだ。しかし、その事故で1人だけ無傷で生存していた男の物語です。なぜ、1人だけ生きていてさらに無傷なのか。その謎の手がかりとなる手紙を受け取る。結局は、アメリカのヒーロー物の現代版です。内容も、なぜ?というのが徐々にヒントによってわかってきますが、観ている側にもとてもわかり易くなっていますので、内容はするする入ってきます。気になったのはラスト。悪役がわかる部分はびっくりで良かったのですが、通報で捕まるって・・・まあ所詮現実はこんなものってことなんでしょうね。夢があるようで無い現実を見る映画だと感じました。
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