デビルのあらすじ・作品解説
デビルは年に2010年に製作されたホラー映画である。 高層オフィスビルで一人の男が転落死事件がおこり、現場に急行したフィラデルフィア市警察のボーデン刑事はロザリオを握りしめた死体に違和感を覚えたが状況から自殺と判断。ちょうどそのころ5人の男女が事件のあったビルのエレベーターが急停止し内部にに閉じ込められてしまう。状況を察した警備員のラスティグとラミレスは整備担当のドワイトに故障したエレベーターに向かわせる。エレベーターの中では何とか平静を保とうとしていたが突如、照明が消え再点灯した際に若い女性の背中が何者かにより切りつけられていた。5人はお互いを疑い疑心暗鬼になる。その一部始終を防犯カメラで見ていたラスティグは警察に連絡し連絡を受けたボーデンはすぐさま警備室に向かう。再びエレベーターの照明が落ち再び点灯すると今度はサラリーマン風の男が死亡していた。さらにドワイトが墜落死しエレベータ内では次々と人が死んでいく。また警察の調査により男女5人のうち4人が犯罪歴により身元が判明する。
デビルの評価
デビルの感想
原案ナイト・シャマランのシチュエーションホラー
昔 お袋から 地上にいる悪魔の話を聞いた悪魔は時に 人の姿で現れ 罪人を罰し 魂を奪うという選んだ罪人を集め 彼らの中に紛れて 罰するのだとかそんなの迷信だと思ってたお袋の話は いつも同じ自殺騒ぎが 悪魔の訪れを告げるそして罪人の死で 幕を閉じるんだ罪なき者も必ず死ぬ助けようと首を突っ込むからだ悪魔は邪魔を好まないこの冒頭のセリフだけで、映画すべての内容が分かります。シチュエーションホラーは人間の精神的な弱さが明るみに出るから面白いのに、「悪魔」という存在で片付けてしまうのはいただけない。まあ、そしたらこの作品を全否定してしまうのですが。にしても宗教の違いって面白いですね。エレベーターで起きたことを、「悪魔の招集」なんて日本で言ったら、完全にキチガイ扱いされますよ。てかあれだけいいビルのくせにエレベーター点検してないし、そもそもエレベーター会社倒産してるとか。無理にそんな設定にしなくて...この感想を読む
大物俳優が画面にいる揃っているだけ
ハリソン・フォードとブラッド・ピットの共演作。平和に過ごしていた警察官とIRAのテロリストがひとつ屋根の下にいる。この二人の共演だけでも満足しそうだが、テーマは日本に馴染みがないIRAの問題。一応はサスペンスであるが、それらしい演出が薄く、だからと言ってアクションがあるワケでもない。IRA問題を知るにはちょうどいい機会かもしれないが、あまりにも演出が悪く、途中から寝てしまう人もいるだろう。それぐらい退屈な内容で、ブラッド・ピットはなんとか面白くしようと立ち回るも、それすらフォローにもならないぐらい面白味に欠ける。ハリソン・フォードも温い演技で緊張感に欠けるし、本作最大の楽しみは二人の共演だけと言える残念な作品でした。
ブラッド・ピットとハリソン・フォードの名演
子供の頃に、政府に父親を殺され、IRAという組織の仲間といきてきたフランシス。偽名でアメリカに潜伏する際、彼に地下室を貸した警官トム。トムは正義をそのまま人間にしたような人。よき父親であり、よき妻であり、よき警官である。それに対してフランシスは、政府への攻撃のためなら、誰でも殺す。そんな彼にとって、クリスチャンであるトムの家族はぬるく、かつ美しく見えたのだと思う。実際に、親を殺されたり、仲間を殺されたりして、それでも神のご加護を、だけで済ませられるのか、と涙ながらに言うシーンは息を飲んだ。「アメリカの話じゃない、アイルランドでの話なんだ」というセリフには、「もしアメリカに生まれていたらこんなふうにはならなかった」という気持ちがこめられてるように感じた。
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