見どころは、あまりにもどん臭いスパイと美人の七変化だけ
スパイとしてはどうかという展開この映画の主人公は英国の諜報員アイだ。妻と子に去られた彼は半病人のような状態で仕事をしている。そんな彼が、未来的なのかどうかよく分からないテレビ電話のようなもので指示を受けているのだが、その仕事がスパイというよりは探偵のような仕事で、冒頭から首をひねるものだった。そもそもスパイが盗撮的なことをして相手を破滅させたりするのだろうか。指令として受けた資産家の息子を見張っているうちに(その仕事もスパイと言うよりは便利屋のような仕事だ)、美しい女性ジョアナと出会う。彼女はその男性を殺す一部始終を目撃したアイは動揺しながらもジョアナを追いかける。そして彼女を追ううちにどんどん惹かれていくという展開だ。このあたりでスパイの仕事はどうしたとなってくる。最初からスパイらしきことはまるっきりしていないのだから、そもそもこの設定はいらないんではという気がしてくるくらいだ。また...この感想を読む
1.51.5
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