ラン・ローラ・ランのあらすじ/作品解説

理解が深まる映画レビューサイト

映画レビュー数 5,784件

ラン・ローラ・ラン

4.404.40
映像
4.55
脚本
4.35
キャスト
4.30
音楽
4.85
演出
4.65
感想数
2
観た人
2

ラン・ローラ・ランのあらすじ・作品解説

ラン・ローラ・ランは1998年にドイツで、1999年にアメリカとドイツで公開されたドイツ製作のラブスリラー映画である。 配給元はソニー・ピクチャーズ・クラッシックス(アメリカ)/込むストック/パンドラ(日本)。 「ウィンター・スクリーバー」のトム・ティクヴァが監督・脚本を兼任。 主演に「ボーン・アイデンティティー」のフランカ・ポテンテが抜擢(公開時はまだ映画に出て2作目という新人女優)。 共演者には「スピード・レーサー」のモーリッツ・ブライプトロイ、「ビタースウィート」のニーナ・ペトリ、ヘルベルト・クナウブ、モーリッツの実母で「4分間のピアニスト」に出演したモニカ・ブライプトロイらがいる。 この作品は運び屋の仕事をミスした恋人の為にローラという女性がベルリン中を駆け抜けていく…が、ストーリーのパターンが3つあり、各ストーリー毎違った視線で楽しめる仕組みである。

ラン・ローラ・ランの評価

総合評価
4.404.40
(2件)
映像
4.554.55
脚本
4.354.35
キャスト
4.304.30
音楽
4.854.85
演出
4.654.65

評価分布をもっと見る

ラン・ローラ・ランの感想

投稿する

切り裂くようにベルリンの街を疾走する、スタイリッシュなドイツ映画

新鮮で痛快な、ひたすら走る映画1998年ドイツ映画。本作はトム・ティクヴァの出世作で、この年ドイツ国内で最もヒットした映画になりました。この、当時においては相当実験的な趣もある破天荒な作りの作品が、かくも広く熱狂的に受け入れられたのだなあと、それほどまでに当時においては人々にとって新鮮で、痛快な映画だったのだろうなあと思います。ベルリンの壁が崩壊してちょうど10年目に製作されたこの作品の舞台は、始めから終わりまでベルリンの街中。何かを切り裂くようにひたすらベルリンの街を失踪するローラの姿は、型破りでやぶれかぶれで、でもとても自由なかんじがします。映像表現もやはり自由で挑戦的なものです。監督のトム・ティクヴァはどのようにキャリアを築いてきたかについてはよく知りませんが、デヴィッド・フィンチャーのように音楽関係のPVなどを手がけて来た人なのでは?と想像するほどに、音楽的でドライブ感のある映像です。...この感想を読む

4.34.3
  • kafuluikafului
  • 131view
  • 2127文字
PICKUP

ラン・ローラ・ランに関連するタグ

ラン・ローラ・ランが好きな人におすすめの映画

ページの先頭へ