フェイシズの評価
フェイシズの感想
おこりうる恐怖。
隠れた名作です。ある事件がきっかけとなり大きなストレスを受けた主人公は、失顔症(相貌失認)となってしまい、まだたきをするたびに顔が変わってしまうという事態に。恋人、友人、そして自分の顔さえも認識出来なくなっていって・・・・そんな彼女に刻一刻とまたしても危険が。少し前、ブラット・ピットがこの失顔症を告白して話題となっていました。彼がどの程度の症状なのかは分かりませんが、この作品を一年ほど前に見ていたため胸が締め付けられる思いでした。解決法があるにはあるけれど、それも表裏一体。自分ならどうするだろう、その現実を受け入れられるのか?起こりうる可能性があるだけに、観終わった後何人かに映画のあらすじを語って色々話し込みました。期待していなかっただけに、良い意味で裏切られました。