オスカー・ワイルドの評価
オスカー・ワイルドの感想
オスカー・ワイルドの人生
アルフレッド・ダグラス(ボジー)役のジュード・ロウが本当にきれいです。それだけのために見てもいいような映画です。実際のアルフレッド・ダグラス卿もかなりの美形ですが、ジュード・ロウも負けていません。輝くような美しさです。「リプリー」のときもそうですが、ワガママなお金持ちのお坊っちゃんが似合いすぎです。そしてオスカー役のスティーヴン・フライもよく感じが出ていたと思います。フライは実生活でもゲイなのだとか。まだこの頃は同性愛は犯罪で、男色裁判なんていうものがあり、ワイルドもそれに掛けられ、ボジーの父親から息子との関係に疑いを持たれ、訴えられ、投獄されてしまいます。色々な戯曲や小説を残した偉大な作家ですが、とても幸福だったとは言いがたい人生でした。