まぶしすぎる恋愛のリアリティ
とんでもなくリアリティを追及するロメール監督この監督さんとの最初の出会いは「クレールの膝」でした。なんか結婚を控えたいいおっさんが若い女の子につかの間のときめきをおぼえ、、、みたいなお話。18歳の女の子にはちょっと理解できない世界でしたね(笑)今もう一度見たら感慨深いのかも。しかし、その後にみたこの映画は!あまりのリアリティに身もだえし、いわゆる「ムズキュン」が止まらない!という状態に陥り、ロメール狂が誕生してしまったのでした。なんでしょうね。あの恋愛が始まるあの瞬間。まさにあの瞬間をドキュメンタリーで撮ってるんですか?といいたくなるようなあのシーンの数々。ブランシュとファビアンが公園を散歩しながら語り合うときのじれったい距離感。レアとアレクサンドルがお互いを探り合い、駆け引きをしながらとる食事。もうね、観てて「キュンキュンしすぎて恥ずかしいっ!!」てなるレベルのリアリズム。こういうの、...この感想を読む
4.04.0
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