フラッシュダンスのあらすじ・作品解説
1983年に公開され、世界興行成績一億ドルを越える大ヒットとなったアメリカ映画。アイリーン・キャラによる主題歌”フラッシュダンス~ホワット・ア・フィーリング”は、アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞で歌曲賞を受賞。監督は「ナインハーフ」のエイドリアン・ライン。 ピッツバーグの鉄工所で溶接工をする18歳のアレックスは、夜はキャバレー”マウビーズ”のダンサーをして暮らしていた。彼女はプロのダンサーを目指し、プロ・スケーターを目指すジェニーとその恋人コメディアン志望のリッチーが一番の友人である。製鉄所の所長ニックやクラブのジョニー・Cなど彼女に言い寄る男もいたが、彼女はダンサー養成所の試験に向かう…。 主人公アレックスを本作がデビュー作でゴールデングローブ賞にもノミネートされたジェニファー・ビールス、恋人となるニックを「ヒドゥン」のマイケル・ヌーリー、彼女のダンスの師ハンナを「まごころを君に」のリリア・スカラ、友人のジェニーをサニー・ジョンソン、リッチーをカイル・T・ヘフナーが演じている。
フラッシュダンスの評価
フラッシュダンスの感想
夢と希望と青春と
全体的に甘酸っぱい感じで大人になってから見たらちょっとだけ気恥ずかしいですがダンスシーンはまるでアイススケートの演技を見ている様な感じでボォーとみる事ができます。すごく綺麗です。今みたら映画の映像も内容も全て古い感じがしますがそれは当たり前の事でその古さが良かったりもするシーンがあります。最初のシーンはこの時代に引き戻してくれる様な感じがして入りが心地良いんですよね。ラストもとても良いです未だに終わり芸人の人がこのフラッシュダンスを模した感じのコントとかやってるぐらいですよね。途中この映画にもコントなのかと思うぐらいのメイクで主人公が登場するシーンがありますがね…
その一歩を踏み出そう、今しかないから踏み出そう
ジェニファー・ビールスの出世作、これは画期的な映画でした。彼女のクルクルの髪の毛と昼間は溶接工として働いてて、夜はダンサーって言う設定で、当時の皆様を仰天させたものです。これは基本的にイニシエーションの映画です。なりたいなーやりたいなーの女の子、でも自信が無いし金も無いから、正規のダンスやバレエは習ってない、ダンサーになりたい、けど一歩が踏み出せない、そんな若者ストーリーです。アナタもワタシもうんうんと頷ける、そんなお話です。これが凄いのは当時出てきたMTVの影響を受けてるのか、スピーディーでスタイリッシュで尚且つ音楽でその心情をクルクルと変えて行きます。彼女のダンスとシニュンにしてない髪が揺れる様をご覧ください、アナタの足もダンスのリズムを取る事請け合いです。最後に恋人は薔薇の花束とワンコ連れてるんですが、そのワンコ、不細工なのです。