間諜最後の日のあらすじ・作品解説
間諜最後の日(原題:The Secret Agent)は1936年にイギリスで、1938年に日本で公開されたスパイ&スリラー映画。 サマセット・モーム原作の短編小説を「サイコ」「裏窓」のアルフレッド・ヒッチコック監督が映画化。 製作会社はゴーモン・ブリティッシュが、配給には同じくゴーモン・ブリティッシュ(イギリス)/三和商事/日本ヘラルド(日本)が担当している。 この作品で映画デビュー作となった舞台俳優のジョン・ギールグッドが主役のブロディを演じ、「三十九夜」のマデリーン・キャロル、「M」のピーター・ローレ、「巴里で逢った男」のロバート・ヤングらが共演者として脇を固めている。 KINE NOTEでの平均評点が66点、Yahoo!映画では星5点中/3.27点という評価が得られている。 この作品は第一次世界大戦中陸軍大尉と小説家の2足のわらじを履く男が、スパイを見つけるために2人の仲間とともに調査をするが疑っていた人物が無関係であったことが判明してしまうという内容である。
間諜最後の日の評価
間諜最後の日の感想
悩みを抱えたスパイがたどる運命は・・・
第1次世界大戦中のロンドン。陸軍大尉で小説家だったエドガー・ブロディ(ジョン・ギールグッド)の葬儀が行われた。弔問客が帰った後に執事が棺をひっくり返すと、そこに居るはずの遺体がなく、空っぽだった。こんなオープニングシーンから始まるヒッチコック監督らしい作品です。主人公のブロディは、いやいやアシェンデンという名に変えさせられ、スパイとしての犯罪行為にも悩みながら活動していく様が、一味違った演出になっています。ドイツ間諜のマーヴィ役を演じるロバート・ヤングは、一見優しく上品で、洗練されているというヒッチコック映画に見られる紳士国の悪役が登場したり、物語の舞台となっているスイスの風景、そしてターゲットのドイツ間諜が暴かれるチョコレート工場のシーンなどが映画のうまいスパイスとなっています。
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