危険な情事のあらすじ・作品解説
ふいに出会った男女がただ一度の情事に及んだことで起こる恐怖を描いたサスペンス・スリラーである。 1987年公開のアメリカ映画で、監督は「フラッシュダンス」「ナインハーフ」のエイドリアン・ライン。 妻と娘との満ち足りた家庭を持つ弁護士のダンは、妻子の留守中、パーティーで出会った雑誌編集者のアレックスと遊びのつもりで一夜を共にする。 けれど、アラサーで独身のアレックスにとって彼は運命の男性で、以来しつこく付きまとい、ついには彼の家庭にまで被害が及ぶようになるが…というストーリー。 主人公ダンを「ウォール街」「ブラック・レイン」のマイケル・ダグラス、その妻ベスを「パトリオット・ゲーム」のアン・アーチャー、 彼らを追い詰める最強の浮気相手アレックスは「ガープの世界」「101」のグレン・クローズが演じ、その鬼気迫る演技からアカデミー賞6部門にノミネートされた。 後年発売されたブルーレイ盤の「危険な情事 スペシャル・コレクターズ・エディション」には、別バージョンのラストも収録されている。
危険な情事の評価
危険な情事の感想
火遊びが大火事に
簡単に言えば、普通の家庭があり、子供もいてそれなりの地位にいる男が、ある女性とちょっとした浮気を楽しもうとして破滅に追いやられる映画です。不倫が舞台で家庭が壊れる問題が起きるなどは昼ドラ含めていくらでもあるでしょうが、本作が際立った点は不倫相手の女性が常軌を逸している点です。結婚してくれない、奥さんがにくい、構ってくれないなどは現実の不倫問題でもよくあることですが、この女性が直談判レベルではなくて、言ってみれば変質者レベルの嫌がらせをはじめます。それは旦那だけでなく、奥さんや子供にも害が及びかねないようなことなので、ついに不倫もばれて家庭は一時崩壊、そして不倫相手の暴走によって破滅しそうになり、最後にある決着がつきます。面白い反面、現実でも起こりそうなのが恐ろしいです。
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