ショート・カッツのあらすじ/作品解説

長いけど、面白い

最初に、この映画はかなり長いです。もし映画館で観賞していたら寝てしまったかもしれません。家でゆっくりやすみやすみでも見るのがおすすめです。長いけれども、テンポよくシーンが展開し、非常に映画ならではの良さを感じられる作品です。原作はレイモンドカーヴァーで短編数編が同時展開し、作用し合っています。同じ時間軸で物語が進み、話題のラストシーンは全員の共通体験となるわけです。マグノリアもこんなんでしたね。こういう終わり方は何度も通用する手ではないけれど、この映画ではかなり効果的になっています。キャストがかなり豪華でそういう意味でも贅沢な映画と言えます。