ロックンロールミシンの評価
ロックンロールミシンの感想
大学生の夏休みのような
この映画は青春そのものなんだけれど、どこか漠然とした不安感があります。デザイナーになる夢を追いかけている若者たち、本当はずっと続く人生なのに、加瀬亮がぼんやり脱サラしてふわっと参加することでどこか大学生最期の夏休みのような、終わりのあるひとときの休息というか遊びのように感じてしまいました。決してそういう感じが嫌いではないのですが、ちょっとただのおしゃれ映画にみえてしまったのは否めません。キャストは今にしてみるとかなり豪華です。加瀬亮、宮藤官九郎、大森南朋etc.邦画が一番キラキラしていた時期かもしれません。今は、こういう映画に出ていた人たちみんなテレビで大活躍してますからね。