ステップフォード・ワイフのあらすじ・作品解説
ステップフォード・ワイフは、2005年に公開されたアメリカ映画である。監督は、「おつむて・ん・て・ん・クリニック 」「リトルショップ・オブ・ホラーズ」のフランク・オズ。出演者は、ニコール・キッドマン、マシュー・ブロデリック、ベット・ミドラー、グレン・クローズ、クリストファー・ウォーケン。 主人公のジョアンナは、凄腕のテレビ・プロデューサーとして輝かしい毎日を送っていた。しかし、ジョアンナが手がけた番組により事件が起こり、あっけなくクビになってしまう。失意のジョアンナを支えるべく、同じ会社に勤務していた夫も退職し、新しい町で再出発することになる。 ジョアンナ達は、ステップフォードという町に辿り着く。美しく整えられた町並みに、礼儀正しくてフレンドリーな住民達。 この町が気に入って住み始めるのだが、この町の女性達は花柄のワンピースに身を包み、夫のために従順に生きている人ばかりである。 女性達の人形のような笑顔に、次第に不気味なものを感じるジョアンナなのだった。
ステップフォード・ワイフの評価
ステップフォード・ワイフの感想
ユーモアのあるブラック・コメディ。
主人公のジョアンナは、テレビ局の敏腕プロデューサー。ところが、企画した新番組の出演者が事件を起こしたことがきっかけで、辞職に追い込まれてしまう。ジョアンナは夫や子供とともにニューヨークを離れ、200年前にジョージ・ワシントンが築いたという美しい住宅街、コネチカット州のステップフォードという街にやってくるが・・・もとはサスペンスやホラーの要素を取り入れた小説が原作のようですが、今回のリメイク版はブラックジョーク満載のコメディ映画です。ステップフォードに住む完璧な妻たちが、実はロボットだった・・・というのは最初の方でネタバレしてしまっているのですが、アメリカ映画らしくアメリカ社会の皮肉たっぷりで面白かったです。主演のニコール・キッドマンも美しかったです!