ウォーターワールドのあらすじ/作品解説

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ウォーターワールドのあらすじ・作品解説

ウォーターワールドは1995年監督ケヴィン・レイノルズが務めた映画である。地球温暖化影響により氷河がすべて溶け陸地が消えた未来の地球を舞台にしたSF作品である。主演ケヴィン・コスナー演じるマリナーは海中でも生きられるミュータントでありその正体がばれ死刑宣告を受け捕えられてしまうが、港を襲撃してきた海賊集団の戦闘の最中、ヘレンと少女エノーラに助けられる。ヘレンは人類が平和に暮らしていけるとされる伝説の地ドライランドを目指し、その秘密はエノーラの背中の刺青にあり旅をともにすることになる。邪険に思っていたマリナーもエノーラを狙う海賊集団との戦闘の中、2人に心を開いていくようになる。海賊集団を倒しエノーラの刺青の秘密を解きドライランドを発見したが、マリナーは安住の地を選ばず再び海へと旅立つのである。 製作には各方面で活躍した豪華スタッフで形成され、撮影はハワイ沖で行なわれたがセット・天候の影響等により高額総製作費を費やした。アカデミー賞は音響賞受賞するが、ゴールデンラズベリー賞も受賞してしまう。

ウォーターワールドの評価

総合評価
3.173.17
(6件)
映像
3.173.17
脚本
3.083.08
キャスト
3.083.08
音楽
3.083.08
演出
3.253.25

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ウォーターワールドの感想

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見ろ、金が水のように流れていく

主演のケビン・コスナーはかつてヒット作を連発していました。ショーン・コネリーに食われた『アンタッチャブル』、監督としての実力を認められた『ダンス・ウィズ・ウルブズ』、エンダーの『ボディガード』とありました。本作の失敗と『ポストマン』の失敗によるダブルコンボで低迷し、今ではB級映画止まりとなったケビン・コスナー。壮大なスケール、ハワイ沖での大がかりなロケによって映像は大作だが、中身が薄っぺらいB級レベルでお粗末すぎて盛り上がらない。海洋版『マッドマックス』という印象だが、悪役のデニス・ホッパーは今ひとつ乗り切れていない感じ。せっかくの世界観も映像だけで、それを魅せる演出や生活も設定の上で泳いでいるだけで実際のところ説得力がなかった。それでも金だけはかけているのでアクションシーンは見応えあるし、水だけの世界という点も見る分には面白い。どうせお金をかけるならば、目先のテクニックじゃなく、もっ...この感想を読む

2.52.5
  • あきしげあきしげ
  • 142view
  • 418文字

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