絶望に打ち勝つ方法などない・・・・・・ただ・・・・歩き出すだけだ
落合長治
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20世紀少年の名言集です。現在4件が登録されています。
落合長治
絶望的な状況はそう簡単には克服できないが、前をむいて進んでいけばいつか必ず抜け出せる
落合長治
オッチョが息子を亡くし放浪しているとき、山奥で会った師匠に言われた言葉。
皆本剛
しょぼくれたサラリーマンで、漢字の「千」を「4」と間違えて発注してしまうようなドジなヨシツネが、ともだちランドに連れてこられた小泉恭子を救うため、小泉をランドから連れ出す時に言ったセリフ。
遠藤貴理子
ウイルスが蔓延する中、自分がワクチンを打たずに、他の人に譲るべきだという医者に対してのセリフ。
狭から広へ 『20世紀少年』の構成力の高さ浦沢直樹は天才か。大げさではなく、『20世紀少年』を読了したあと、そう考えてしまった。『20世紀少年』のテーマは、「狭から広へ」に尽きる。主人公はコンビニ店長のケンヂ。仲間は近所の幼馴染。やがて”ともだち”に対抗するレジスタンスたちなど、増えていく同志。目的は身近な人を守ることから、世界の平和の奪還へ。テーマは(広義では)愛と平和。その根幹にあったのは、少年時代の後悔、そしていじめへの反対。狭から広へのストーリー展開。誰の手元にもあるものが、良くも悪くも広いモノへと育っていく。浦沢直樹はやっぱり天才だな、とここまで書いて唸ってしまった。浦沢直樹は、創作者として必要な資質を持っている。もしこれが狙ってやったにしろ、偶然にしろ、とてつもない才能だ。そしておそらく、偶然ではない。それは浦沢直樹の著作が数々のヒットを飛ばしていることに証明される。映画さ...この感想を読む