生存〜Life〜のあらすじ・作品解説
「生存~Life~」は、1999年講談社の「ヤングマガジンアッパーズ」に連載された、福本伸行原作、かわぐちかいじ作画の漫画作品である。単行本は講談社より全3巻刊行されていて、新装版も全2巻刊行されている。テレビドラマ化もされ、2002年に「生存愛する娘のために」のタイトルで、NHK総合テレビにて放送された。 この作品の主人公は、東和建設幹部の武田新太郎。過去に娘を殺された経験を持っている。その他の登場人物としては、武田の娘の武田佐和子、肝臓がんで他界した武田の妻の武田直美、長野県警の刑事の村井、村井の部下などがあげられる。 仕事人間として生きてきた主人公の武田新太郎は、悪性腫瘍と診断され、余命3ヶ月であることを告げられる。武田には妻子がいたが、妻は他界、娘は失踪したままだった。武田は自らの死を選ぼうとするが、娘の白骨死体がみつかったという連絡を受ける。武田は余命を娘を殺した犯人探しに費やすことを決意するというストーリーである。
生存〜Life〜の評価
生存〜Life〜の感想
じわじわを追い詰めていく!!
武田というある男ががんに侵され余命半年と宣告されます。妻もがんで亡くし、娘は14年前に行方不明。自殺をも考えていた武田に突如警察から連絡が。なんと!娘の遺体が白骨化で発見。事件の犯人に対する時効はあと半年。自分の余命にも被るこの残された時間に運命を感じ、会社も辞めて犯人を捜すことに!当時家庭を省みなかった武田にとって娘の手がかりは全くない。それでも想い出や日記をさかのぼり少しづつパーツがハマっていく感じが気持ちいい!最初それを感じれるのはタイムカプセルが出てきたとき、そしてその中に殺害される直前!?の娘の手紙が入っていたとき!!一歩一歩ですが確実に核心に迫り、追い詰めていく感じがまったく読み飽きず最後までいっきに読めました。