ハルのあらすじ・作品解説
「ハル」は、2013年6月、松竹により公開された、劇場中編アニメーションである。 監督は牧原亮太郎、アニメーション制作は「WIT STUDIO」が手がけた。 この作品は、大切なものを失って心を閉ざしてしまった人のもとへ派遣されたロボットと、そのロボットに支えられながら現実と向き合い立ち直っていく人間を描いた物語である。舞台は近未来の京都。ある日、喧嘩別れしたまま飛行機事故で最愛の恋人を失った人間の心を救うため、ケアセンターから人型ロボットのキューイチ(Q01)が派遣される。失った部分を埋めるかのように、キューイチは恋人の姿を模していた。心を閉ざしているのは「くるみ」という名の女の子。人の心を解さないロボットは、くるみのために、彼女の最愛の人であった「ハル」を演じていく。 2013年12月に、DVD、Blu-rayがそれぞれ発売された(通常版はDVDのみ)。 また、2013年5月にはマッグガーデンから木皿泉によるノベルが、2013年6月には集英社から綾瀬羽美によるコミックがそれぞれ刊行されている。
ハルの評価
ハルの感想
凄く切ないストーリーでした。
「ハル」を見ようと思ったのはyoutubeで宣伝動画を見てからでした。凄く好きな絵でくるみも可愛いしハルもカッコイイので興味を持ちました。宣伝の内容も現代というより未来的なお話しだったので引き付けられるように何回も動画を再生しました。DVDを借りて見たのですが、最初はくるみが大好きな人を失ってしまった悲しみに心を閉ざしていて、ハル(ロボット)がなんとか心を開いてくれるよう奮闘していました。色んな場所へ行ってくるみの事を知ろうとしているハルの姿はロボットというより、くるみに恋する男の子という感じがして、気持ちがほっこりしました。それに周りで2人を支えてくれている人々の暖かさもまた見どころです。大好きな人のために何か行動を起こすという事は凄く大切な事で素敵な事だと感じました。くるみが心を開き始め、物語が進んでいくと…段々お話しに違和感を感じました。見ていただけるとこの感じが分かると思います。その違和感は...この感想を読む