幕末機関説 いろはにほへとのあらすじ・作品解説
【幕末機関説 いろはにほへと】は、2006年10月6日から2007年4月6日までインターネットの動画サイトにて配信された全26話のwebアニメである。(CS放送のアニマックスにて、2011年に初めてテレビ放映された) 原作を矢立肇と高橋良輔が手がけ、総監督は同じく高橋良輔がつとめた。アニメーション制作はサンライズである。 物語の舞台は、幕末の日本。主人公の剣士・秋月耀次郎(あきづき ようじろう)は、時代の転換期に現れ、混沌を生むとされる「覇者の首」を発見し、封印する使命を負い、旅をしていた。同じくして、仇討ちを名目として旅をする遊山赫乃丈(ゆやま かくのじょう)率いる芝居一座と出会い、互いの目的である中居屋重兵衛(なかいや じゅうべえ)を追うため、行動を共にすることになる。 「本格時代劇」をコンセプトとした作品で、作品中のキャラクターの剣戟の動きにリアルを求めるために殺陣指導が入れられた異例のアニメであり、その監修を全日本剣道連盟居合道五段を持つ作家・牧秀彦がつとめた。
幕末機関説 いろはにほへとの評価
幕末機関説 いろはにほへとの感想
幕末を愛する幕末ファンのための時代小説的キャラアニメ
とにかくガチで気合の入った時代考証何と言っても本作品最大の特徴は、史実との真摯な向き合い方です。サブカルチャーにおける"幕末モノ"といえば、古くは少女漫画を出自に、現在はもはや一大ジャンルとしての隆盛を見せていますが、本作品ほど史実に向き合った作品はなかなか見当たりません。坂本龍馬、勝海舟、土方歳三といったビッグネームは勿論、河井継之助や相馬主計の活躍を描いたマニアックなアニメが未だかつてあったでしょうか?(笑)「幕末が好きなら好きなだけ楽しめる」という点では、キャラクターへの評価は見る人の知識に依る部分が大きいように思われます。しかし、Webアニメという環境を生かした挑戦的な姿勢は評価に値するでしょう。一転して保守的過ぎるストーリー展開「アニメでガチに時代物」という挑戦的な姿勢を見せた作品背景が本作品にはありますが、一転してストーリーは王道、王道、とにかく王道を行きます。各地を回る旅芸人。狙...この感想を読む
幕末機関説 いろはにほへとの登場キャラクター
遊山赫乃丈
よみがな:ゆやまかくのじょう 年齢(作品時):16歳 性別:女性 国籍:日本 所属:赫乃丈一座 特徴:女性であることを隠し、舞台の外では男装している 物語上での目的:仇討ち 職業:女形として活躍する一座の人気役者 両親:安政の大獄に際して中居屋の謀略により殺される 元:長崎の裕福な商家の一人娘だった
秋月耀次郎
よみがな:あきづきようじろう 年齢(作品時):17歳 性別:男性 国籍:日本 性格:礼儀正しいが愛想がない 特徴:永遠の刺客 価値観:他人に対して頑な 物語上での目的:自らが背負った使命も苦悩も内に抱え一人首の行方を追っている 武器:霊剣「月涙刀(げつるいとう)」 天命:「覇者の首」封印
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