3年B組金八先生6の評価
3年B組金八先生6の感想
金八の歴史の中で最も波乱万丈な第6シリーズ
幸作、病に倒れる「3年B組金八先生」全8シリーズの中で、金八先生が一番忙しかったのが、この第6シリーズではなかろうか。だって、最愛の息子、幸作の重病が発覚するのである。もう、これは学園ドラマではなく、その昔に流行った「ジェットコースタードラマ」と呼んでもいいくらいの、詰め込みぶりなのである。多分1回見逃したら次の回は何が何だかわからないくらいに、次から次へと事件、事件のオンパレード。息子が生死をさまよっているというのに、脚本家さんは待ったなし!金八先生に休息を与えないのである。普通だったら一年休職して、幸作についていてあげたかっただろうに。普通の父親ならともかく、坂本家は父子家庭。しかも幸作は死ぬかもしれない。それでも走り回る金八先生。ご苦労様です以外にかける言葉がないわあ。傷心の幸作は身も心もボロボロになっちゃう。けれども、父ちゃんの鼻水ズルズルの訓話、そう、まさにあれを訓話と言わずに...この感想を読む
心の問題と金八先生
今回のシリーズは、金八の息子の幸作が悪性リンパ腫になってしまい入院することになる。そのため第5シリーズの生徒達もちょくちょくと登場する。金八の生徒達は2人の転校生が来たことから新しい3Bのストーリーがはじまる。1人目はミニスカートやルーズソックスを女子達が競って履いていた当時、80年代のような足首まで長いスカートを履いたナオという少女。実は性同一性障害で、身体は女であり心が男という。二人目はまさのりといい、金八の知人の先生から託された子供だ。まさのりの父親はある少年を刺殺したことから刑務所に服役している。まさのりの姉は少年グループにレイプされてしまい、その少年の1人を父親が殺してしまったということだ。被害者であり、加害者の家族である。難しい立場のまさのりだ。この二人の難しい境遇をいつしか3Bの生徒達は一緒に悩み、一緒に解決していこうとする。ナオは自分を男と認め、心の性別と向かい合って生きて行...この感想を読む
3年B組金八先生6の登場キャラクター
坂本金八
よみがな:さかもと きんぱち ニックネーム:きんぱっつあん 生年月日:1950年8月8日 年齢(作品時):51歳 性別:男 国籍:日本 住まい:東京都足立区 職業:中学校国語教師 出身大学:福岡教育大学 尊敬する人:坂本龍馬