なんでや、と思う人間が世の中を変えていくんや。
今井忠政
理解が深まるドラマレビューサイト
ドラマレビュー数 1,147件
子供が少ないと感じた嫁ぐことになった家は地域内ではかなりの規模を誇る両替商。店もそれなりに繁盛していて、伸び盛りで更に石炭を掘る鉱山まで取得したため、商売は軌道に乗っていたと判断できた。ただ、あさの子供は1人だけだったので少し驚いた。この当時の家庭の子供は、2人から4人くらいいるのが当たり前のような雰囲気があったので、やや意外な気がした。その理由を探ってみると、当時の人々とは程遠い行動が原因に見えた。江戸から明治のかけての人々は、主に夫がお金を稼ぎ、妻が主婦となり家を守るのが一般的だ。ところが、夫は仕事を全くせず風変わりなことをして生活していた。妻であるあさはその逆で日々懸命に働いていたので、周囲の人からは、おかしな視線で見られていたことが想像できる。しかも、夫は夜遊びにも夢中になっていたため、め、仕方なかったのだろう。子供が多い設定も当初は予定していたのかもしれない。ただ、夫婦の状態から...この感想を読む
主人公の描き方自分で茨の道を選んだんだからと、逆境にもへこたれずに信念を貫き目標を達成する奮闘ぶりが目立っていたが、あまりにも破天荒で型破りな人物像だった主人公に、視聴者は共感しづらいのではとの印象を受けたが、「柔らかい心を忘れない」という一つのこのドラマのテーマが随所に埋め込まれたエピソードが、結果的にあさという主人公を引き立てていた様に思う。夫婦愛の描き方主人公が嫁いで来た頃は、女として全く相手にしていなかった夫が、主人公が新撰組に啖呵を切った事がきっかけで「惚れ直してしもた」と認め始め、家を放ったらかして仕事に夢中の主人公を、最期まで理解し見守り支えるよき夫として非常に美化された夫婦愛を描いている様に思った。いくら働く嫁さんが好きとはいえ、あんなに夫婦の時間を後回しにされて病気で余命わずかになるまで「夫婦の時間」を犠牲にしてきた事に本当の意味で気づかなかったあさへ、何故あんなにも...この感想を読む
よみがな:ごだい ともあつ 性別:男 国籍:日本 住まい:大阪府 ポリシー:大阪の繁栄のために生涯尽くす 癖:英語を発したり会話中に織り混ぜる癖がある。 物語上での目的:大阪の街中であさと偶然出会い知り合う。以来あさに好意を持ち、1865年の渡英中には彼女に宛てイギリスの様子を伝える手紙を送ったり、新次...
よみがな:しろおか しんじろう 年齢(作品時):あさより11歳年上。 性別:男性 国籍:日本 住まい:大阪有数の両替屋・加野屋。 所属:大阪有数の両替屋・加野屋の次男。あさの人柄を気に入り、婚約の打診も快く応じ、夫となる。加野銀行設立の際にはあさや五代の打診で、社長に就任。長兄・正太郎が死去した為、...
よみがな:しろおか あさ ニックネーム:加野屋の新事業として蔵野炭坑(後に加野炭坑に改名)を買収。坑夫たちから「姉御」と呼ばれる。淀川生命の相談役に就任「大阪実業界の女傑」と呼ばれる。 生年月日:1849年10月18日(嘉永2年9月3日) 性別:女性 国籍:日本 住まい:京都の豪商・今井家→大阪有数の両替屋・加野...
今井忠政
おてんばで、すぐに「なんで?」と尋ね回り、父親に怒られ続ける主人公あさに、祖父が優しく発した台詞。
白岡新次郎
嫁に行くことを嫌だと思っていた主人公あさの本音を聞いてしまった嫁ぎ先の相手新次郎が主人公の心に寄り添って、かけた言葉。
今井忠政
祖父が亡くなる前に主人公の姉はつにかけた言葉。