どんな難問にも答えがある。皆んなの力を貸してほしい
佃航平
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下町ロケットは、WOWOWが「ドラマW」枠で制作し2011/08/21~2011/09/18にかけて放送したテレビドラマで、主人公・佃航平を三上博史が演じた。 池井戸潤の同名小説を原作とし、2012/3/20にはTBSラジオでラジオドラマ化されているほか、TBS系列でも2015/10/18~12/20日まで放送されている。 元宇宙科学開発機構の研究員であった佃航平は、実家のつくだ製作所を受け継ぎ忙しい日々を送っていた。 そんなある日、主要取引先から取引終了の通知を受けとることになる。資金繰りが悪化しことからメインバンクの白水銀行に融資を依頼するも渋られてしまう。 さらに、ナカシマ精機から特許侵害訴訟を起こされ受注が急減、運転資金と訴訟費用の確保でつくだ製作所は存亡の危機を迎えてしまう。 そんな時、帝国重工の宇宙航空部長・財前がつくだ製作所を訪問し、20億円である特許を譲って欲しいと持ちかける。帝国重工が開発する純国産ロケットを飛ばすのに欠かせない部品の特許を、つくだ製作所が保有していたのである。
究極の「ベタ」がイイ「半沢直樹」でおなじみの池井戸潤原作作品。私が見たのはつい昨年2015年冬に放映された阿部寛さんバージョン。池井戸作品は「半沢直樹」しか見たことないんだけどどちらにも共通したものをすごく感じたのでそれが特徴なのか・・・?と、他の作品も今度検証してみたいと思ってはいるところ。で、その「共通したもの」をテーマにレビューしてみようと思う。なんかね、究極の「ベタ」が イイんだよね。 すべての人間に共通する、「なんだかんだいって 人間ってやっぱこうだよね」っていう、理屈超えて生きる活力がわいてくるようなド真ん中、王道、直球、そんな「ベタ」さをこれまた ド直球に描いてくれていてそこが見てて気持ちイイんだと思う。 いわゆる現代版勧善懲悪。 悪役がわかりやすすぎるくらいに「これぞ悪役」として描かれてて、「越後屋、おぬしも悪よのお♡」「お代官様こそ~♡」なんてやりとりが今にも聞こえそうな...この感想を読む
私は、いつも殆どドラマは観ません。ドラマといえば恋愛系や青春系などが中心ですが、この下町ロケットは少し違っている事を聞き、本気で観てしまいました。私は、某製造メーカーに勤めています。ですのでこのドラマのように物造りの知識はよく知っているほうだと思います。だからこそ、このドラマの物造りに対する執着、こだわり、などが良く理解できます。会社の経営、利益追求だけでなく、技術者としてのプライド、意地がうまく描かれていると思います。ただ、実際夢を追いかける会社はたくさんありますが、採算の取れないチャレンジはしません。しっかり費用対効果を見て、経営陣がチャレンジするかしないか判断します。このドラマの話で言いますと、ロケットのバルブシステムは初めに特許を取得していた事もあり、積極的に進めるのは必然ですが、ガウディ計画は、いくら知人(元従業員)からの依頼であり、又その技術の可能性があっても、100%実施...この感想を読む
下町ロケット。初めて題名を聞いたときは私が受けた印象と実際のストーリーとはかけ離れていました。下町の町工場が結束して小型ロケットを打ち上げるなんていうようなものだろうと思ってました。ところが事のスケールはもっと大きくすごく興味をひかれました。ドラマの流れはストーリー性はあるものの毎回次々と問題がおきて一話完結型のドラマであると思います。いつもハラハラドキドキですが’必ず難問にも答えがある’と主人公の佃製作所という会社はいろいろな苦難に立ち向かっていく姿勢には感動しました。しかし窮地に追い込まれてもいつも救世主が現れます。実際の会社経営ではそんなにうまくはいかないと思います。こんなことを言ってしまえば元もこうもありません。が、しかしそれが分かっていながら一話一話見入ってしまいます。私自身、もう何回見たやら分かりません。セリフを覚えちゃっているくらいですから。ロケットの次はガウディです。人...この感想を読む
よみがな:つくだ こうへい 性別:男性 国籍:日本 所属:佃製作所社長 性格:夢に夢中になる余り会社や家庭を顧みないことがある ポリシー:技術者としてのプライドを傷つけたり道理に反する者に対しては強い嫌悪感を持つ 妻:離婚した元妻 和泉 沙耶 過去:宇宙科学開発機構の元研究員 娘:佃 利菜 幼い頃の夢:宇宙飛...
佃航平
ナカシマ工業のエルマーIIの特許侵害を逆訴訟する宣言をした。
佃航平
自社が開発したエンジン機器をライバル社に無実の特許侵害訴訟をおこされ、裁判での証人喚問の言葉。 「たとえこの裁判に負けたとしても、特許を奪われたとしても…」の後に続くセリフ。
佃航平
裁判で大手企業に不当に特許を奪われそうになった際のセリフ